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地域の中小企業・産業振興【地域創生入門】


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  • 講座番号:cc037
  • 受講開始日:2017年12月20日
  • 想定される勉強時間/週2、3時間程度

※本講座は、2018年2月21日で課題の提出を締め切ります。課題提出日以降、講義の視聴は可能ですが、課題提出および修了証の取得はできませんので、予めご了承ください。

講座内容

地域=中小企業といわれるほど、両社は不可分の関係にある。日本の企業の大部分を占めるといわれる中小企業は、地域経済を支え、雇用を創出し、日本経済の根幹を支えている。近年地域間格差が顕著になり、人口問題をはじめ都市部と地方部の格差が広がりつつある。この問題を解決するための中小企業及び地域振興には、日本的経営の復権による顧客価値創造経営の実践により、「地域にとってなくてはならない企業」を創り出すことである。元々、地域には歴史的に産地といわれた地場産業の集積があるが、産業集積の現状と課題から、今後の方向性について確認する必要がある。同時に、中小企業は、大企業との関係性、すなわち下請制度のなかで存立してきた経緯から、下請の特徴、下請を取巻く環境変化とその対応、下請中小企業の連携による「自立化」への動きがある。最終的には、企業と地域の持続可能な成長のための経営革新の追求と経営品質の向上が求められる。この実現には、5つのイノベーションによる経営革新が有効であり、次のステップとして経営品質向上による良い企業づくりが必要である。これらの一連の流れが、価値共創による企業と社会の持続可能な成長を実現するのである。


第1週(ユニット1):「地」的経営のすすめ~人は地域の財(たから)なり~(佐竹)

  • 人口減少と経済
  • 顧客価値創造経営について
  • 今こそ日本的経営の復権
  • 地域にとってなくてはならない企業

第2週(ユニット2):地域中小企業と産業集積(西岡)

  • 産業集積とは何か
  • 企業はなぜ集積するのか
  • 産業集積の現状と課題
  • 求められる産業集積の方向性

第3週(ユニット3):下請中小企業の存立・経営と「自立化」(関)

  • 下請・下請中小企業とは何か
  • 下請の特徴
  • 下請を取り巻く環境変化とそれへの対応
  • 下請中小企業の連携による「自立化」

第4週(ユニット4):企業と地域の持続可能な成長 -経営革新の追求と経営品質の向上-(山下)

  • 中小企業政策と経営革新
  • 5つのイノベーションによる経営革新
  • 経営品質向上と良い企業づくり
  • 価値共創による企業と社会の持続可能な成長

講師紹介

佐竹 隆幸(さたけ たかゆき)

関西学院大学大学院経営戦略研究科教授 兵庫県立大学名誉教授 兵庫県参与
博士(経営学)
関西学院大学経済学部卒業・大学院経済学研究科博士課程前期課程修了
関西学院大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学
神戸商科大学商経学部助教授、兵庫県立大学経営学部教授、兵庫県立大学大学院経営研究科教授、同大学院経営研究科長、同大学院経営学研究科長、同大学学長特別補佐を経て現職。
所属学会:日本中小企業学会副会長
主な著書
『中小企業存立論‐経営の課題と政策の行方‐』(ミネルヴァ書房2008年)
『「地」的経営のすすめ』(神戸新聞総合出版センター2012年)
『「人」財経営のすすめ』(神戸新聞総合出版センター2014年)
『現代中小企業の海外展開事業‐グローバル戦略と地域経済の活性化‐』(ミネルヴァ書房2014年)他

西岡 正(にしおか ただし)

兵庫県立大学大学院経営研究科教授
博士(経営学)
名古屋市立大学院経済学研究科修士課程修了。
中小企業金融公庫勤務、熊本学園大学商学部助教授、神戸学院大学経営学部准教授、兵庫県立大学経営学部准教授を経て現職。
所属学会:日本中小企業学会理事
主な著書
『ものづくり中小企業の戦略デザイン―サプライヤー・システム、産業集積、顧客価値―』(同友館 2013年)他

関 智宏(せき ともひろ)

同志社大学商学部准教授
博士(経営学)
神戸商科大学(現兵庫県立大学)商経学部退学(飛び級のため)・大学院経営学研究科博士前期課程修了。
大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。
阪南大学経営情報学部教授を経て現職。
インペリアルカレッジロンドンビジネススクール客員研究員、サシン日本センター訪問研究員等を務める。
所属学会:日本中小企業学会(理事)、日本経営学会、アジア市場経済学会(幹事)、中小企業研究国際協議会(ICSB)日本委員会、多国籍企業学会
主な著書
『現代中小企業の発展プロセス―サプライヤー関係・下請制・企業連携―』(ミネルヴァ書房 2011年)
『タイビジネスと日本企業』(同友館 2012年)他

山下 紗矢佳(やました さやか)

神戸山手大学現代社会学部専任講師
博士(経営学)
兵庫県立大学経営学部卒業・大学院経営研究科修了。
兵庫県立大学経営学研究科博士後期課程を単位取得退学。
兵庫県中小企業家同友会経営環境改善委員会委員、兵庫県中小商工業研究所研究員、大阪府向上支援評価審議会委員、第二創業を目指す企業家の集いプロジェクトリーダー、(財)中小企業総合研究機構調査研究員等を務める。
所属学会:日本中小企業学会、日本経営学会

前提条件

特になし

課題内容

  • 各週課題:確認テスト(選択形式)
  • 最終課題:確認テスト(選択形式)

ディスカッションについて

  • 本講座では、ディスカッション機能は提供されておりません。
  • 一方で、講義の中で「ディスカッション」というタイトルのトピックが出されます。
    こちらは、受講生の皆様に考えていただくことを目的としたものです。
    周りに同じ講座を受講している方がいらっしゃれば、その方と一緒に議論をしてみてください。
    回答例として、PDFファイルを準備しております。

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間

参考文献

『「地」的経営のすすめ』(神戸新聞総合出版センター2012年)
『「人」財経営のすすめ』(神戸新聞総合出版センター2014年)
『現代中小企業の海外展開事業‐グローバル戦略と地域経済の活性化‐』(ミネルヴァ書房2014年)
『ものづくり中小企業の戦略デザイン―サプライヤー・システム、産業集積、顧客価値―』(同友館 2013年)
『現代中小企業の発展プロセス―サプライヤー関係・下請制・企業連携―』(ミネルヴァ書房 2011年)

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