福川 裕一(ふくかわ ゆういち)
千葉大学名誉教授。(一社)クリエイティブタウン推進機構・代表理事(共同)、NPO全国町並み保存連盟・代表理事、(一社)讃岐ライフスタイル研究所・代表理事(共同)。
専門は都市計画・アーバンデザイン。1950年千葉県市川市生まれ。1978年東京大学院工学系研究科都市工学専攻修了、工学博士。同年明治大学工学部建築学科助手,1982年より千葉大学工学部講師、助教授、教授を経て2015年3月定年により退職。
歴史的環境の保全、既成市街地(中心市街地)再生をテーマに、川越一番街、佐原、長浜、木曽平沢、小諸、高松丸亀町、石巻などの調査研究やまちづくりにかかわる。1992年からはベトナムの町並み保存プロジェクトに参加。ホイアンは世界遺産に。ベトナムは2000年建築学会賞、高松市丸亀町プロジェクトは2008年都市計画学会石川賞。
主な著書に『ゾーニングとマスタープラン』(学芸出版、1997)、『ぼくたちのまちづくり』(全4冊、岩波書店,1999、都市計画学会石川賞)、『持続可能な都市』(共著・岩波書店、2005)『中心市街地活性化とまちづくり会社』(建築学会、丸善、2005)、『都市空間のデザイン』(大谷幸夫著、福川裕一編、岩波書店、2012)など。