稲村 雄大(いなむらかつひろ)
芝浦工業大学専門職大学院 工学マネジメント研究科 准教授
早稲田大学大学院商学研究科博士課程、(独)産業技術総合研究所 ベンチャー開発戦略研究センター研究員、東海大学政治経済学部経営学科専任講師を経て、2009年より現職。経営学やグローバル戦略、データ分析等の教育、研究に従事している。博士(商学:早稲田大学)
専門職大学院での担当科目「組織と戦略」「グローバル戦略論」「技術経営データ分析」「経営学基礎」など
「通常コース(無料)」「対面学習コース(有料)」の2種類のコースがあります。
*対面学習コース(有料)の対面授業は、10/31(土)東京で開催します。
対面学習とは http://gacco.org/face-to-face.html
もしあなたが新製品開発を担当することになったら、何を考えなければならないでしょうか? プロジェクトを進める上で、どんな問題に直面するでしょうか? 本講義では、新製品開発の担当者が直面する様々な問題について、技術経営(MOT)の視点からみなさんと一緒に解決策を考えていきます。
本講座は経営戦略や技術経営の基礎知識のない社会人を対象にした入門レベルです。ビジネス書をあまり読んだことのない技術者や営業・企画の方に広くお勧めします。
第1週は、新製品開発の戦略を考える上で、まず事業が置かれている環境をさまざまな視点から分析するための方法について学びます。第2週は、研究や開発を進める上で重要となる特許について、その制度の概要と、新製品開発における特許データベースの活用方法を学びます。第3週では、潜在的な要求を把握し、具体的に開発プロジェクトを計画・管理するための方法を学びます。そして第4週では、プロジェクトを進める上で必要なヒトや組織のマネジメントについて、チームメンバーの団結力やモチベーションを高め、組織を改革していくための方法を学びます。
講義全体の導入として問題を提起した上で、事業が置かれている環境をさまざまな視点から分析し、新製品を開発する際の武器となる強みやターゲットを明確にするための方法を説明します。
知的財産権の概要、特許制度の概要を説明した上で、新製品開発に際して特許データをどのように活用することが有用であるのかを考えます。
エスノグラフィを応用する要求開発、要求に基づきサービスや製品を開発するためのプロジェクトの計画・管理について学びます。
製品開発のプロセスの中で、プロジェクト・チームが直面する「ヒト」や「組織」に関する課題を取り上げ、解決の糸口となる理論や概念を紹介していきます。また、最終回には講座全体のまとめを示します。
※なお、講義内容は2014年に開講した第1回と同じですが、各週課題と最終課題は変更しています。
・この講座には対面学習コースをご用意しております。対面授業では通常コースで学んだ知識を発展させるためのディスカッションを行います。初めに課題説明を受け、その後数人単位のチームを作りディスカッションを行い、その内容を発表します。ディスカッションでは各チームにMOTの教員も加わります。各教員の理論的・実践的な考え方に直に触れることで、ディスカッションの内容がさらに充実し、イノベーションを実現するための課題についてより深く考えることができるでしょう。
・2015年10月31日(土曜日)東京の会場で、1回開催されますので、お申込みください。/ 3,000円
・また、対面学習コースの修了者には対面学習コースの特別修了証が発行されます。
芝浦工業大学専門職大学院 工学マネジメント研究科 准教授
早稲田大学大学院商学研究科博士課程、(独)産業技術総合研究所 ベンチャー開発戦略研究センター研究員、東海大学政治経済学部経営学科専任講師を経て、2009年より現職。経営学やグローバル戦略、データ分析等の教育、研究に従事している。博士(商学:早稲田大学)
専門職大学院での担当科目「組織と戦略」「グローバル戦略論」「技術経営データ分析」「経営学基礎」など
同 研究科長、教授
東京都立大学理学研究科修士課程修了後、三菱化学に勤務し創薬の研究業務、研究企画業務に従事。その間Harvard Medical Schoolに研究留学し癌遺伝子研究に従事。
2003年から京都大学医学研究科 知的財産経営学コースで助教授として技術経営学、知的財産経営学の教育、研究に従事。2008年に芝浦工業大学専門職大学院 工学マネジメント研究科にて教授、2012年から研究科長。知的財産高等裁判所 専門委員。博士(学術:大阪大学)
専門職大学院での担当科目「知的財産権戦略」「知的財産権基礎」「バイオビジネス論」「Management of Intellectual Property」など
同 准教授
横浜国立大学教育学部卒業。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程修了。東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科博士後期課程修了。エスノグラフィを応用する情報システムの要求開発、形式手法による信頼性向上等について研究。博士(学術:東京工業大学)。
2013年まで富士通株式会社にてシステムエンジニアとして社会情報システム構築、品質管理、プロジェクトマネジメント、研究技術の実用化等に従事。法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科客員准教授を経て、2013年より現職。
専門職大学院での担当科目「ビジネスエスノグラフィ」「プロジェクトマネジメント」「品質マネジメント」「サービスイノベーション論」など
同 准教授
海外経済協力基金(現JICA: 国際協力機構)に勤務した後、渡米。Ph.D. in Human Resources and Industrial Relations: Michigan State University、高崎商科大学商学部非常勤講師、特任講師を経て、2014年より現職。
専門職大学院での担当科目「組織行動論」「人的資源管理論」など
*以上4名は通常コースと対面学習コースの対面授業を担当
同 教授
1976年イリノイ大学院修士課程修了(M.S.)、1984年ペンシルベニア大学ウォートンスクール博士課程修了(Ph.D.)。ラサール大学(フィラデルフィア)常勤講師、ソシオアトミックPR(株)取締役、静岡県立大学助教授、教授を経て2005年から現職。2013年延世大学ソンド国際キャンパスSchool of Integrated Technology非常勤講師。
専門職大学院での担当科目:「理想化設計論」、「技術経営のシステム分析」、「マーケティング論」、”International Marketing”
同 教授
1977年早稲田大学応用物理学科卒、理学修士(早稲田大学)、博士(工学、早稲田大学)、MBA(Temple Univ., P.A., USA)、博士(学術、早稲田大学)。NTT先端技術研究所(主幹研究員、研究Gリーダー)、NEL America Inc.,(Director、米国駐在)、高知工科大学(教授、大学院起業家コース長)などを経て、2012年より現職。高知工科大学客員教授兼任。大企業のハイテク事業から地域の農業まで、幅広く新規事業の育成・開拓に従事。IEEE APMC Japan Microwave Prize(1994)ほか受賞。
専門職大学院での担当科目「イノベーション論」「起業論」「新規事業創出戦略」“Management of Innovation” “Business Model Development”。
同 教授
大阪大学理学部数学科卒、神戸大学大学院理学研究科修了、九州大学大学院理学研究科中退。博士(数理学:九州大学)。みずほ情報総研㈱(旧芙蓉情報センター、富士総合研究所)2003年より芝浦工業大学MOT非常勤講師、2009年4月より現職。
専門職大学院での担当科目「リスクマネジメント」「ファイナンス」「金融工学」「経済の基礎」
*以上3名は対面学習コースの対面授業を担当
大学卒である必要はありませんが、3年程度以上の社会人経験(就業経験)を想定しています。
毎週の確認テスト数問と、最終レポートを課します。なお、対面授業への参加者にはグループワークによるディスカッションと発表資料の作成と発表を課します。
1. 毎週(各単元)、選択形式の理解度確認クイズを実施
2. 最終テストは、筆記レポートを提出し相互採点
得点率60%以上
・通常コースのみ参加の場合
毎週の確認テストと最終レポートで60%以上の得点を取ること
・対面学習コースにも参加する場合
上記の得点を満たし、対面授業に出席したことをもって修了を判定します
4週間
カテゴリーⅢ
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