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社会人のためのデータサイエンス入門


受講登録は終了しました

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  • 講座番号:ga031
  • 受講開始日:2016年12月13日
  • 想定される勉強時間/週:3時間程度

(2017/4/21追記)
本講座(第4期)は2017年2月14日をもって受付を終了しました。
現在、第5期(2017年5月9日開講)の受講登録を受け付けております。
こちらのページをご参照ください。

講座内容

今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち“データサイエンス”力の高い人材が求められている。このようなことを踏まえ、本コースでは“データサイエンス”力の向上を目指し、事例なども踏まえ、データ分析の基本的な知識を学ぶ。

コースは4つの部分に分かれている。第1週では、社会でデータがどのように活用されているかについて、実際のデータを用いた分析事例を紹介する。第2週ではデータを理解し、分析する際に必要な統計学の基礎について学ぶ。第3週では、日ごろ目にすることの多いデータの見方について学ぶ。第4週では、誰もが入手可能な公的統計データをインターネットを用いて簡単に取得する方法について説明する。


第1週:統計データの活用

~コースへの導入、分析事例から分析に用いる統計的な考え方、データの見方への導入を図る~

  • 大人のための統計学~エビデンスに基づく意思決定へ
  • データサイエンスとは~データに基づいて課題を解決する能力を身に着けよう
  • 平均値の見方~分析事例(1)~“平均値”にだまされない
  • M字カーブの改善効果~分析事例(2)~少子高齢化社会を支える労働力人口の増加のために
  • 普及率の地域間比較~分析事例(3)~太陽光発電システムの普及率
  • 付加価値額と非正規職員比率の関係~分析事例(4)~付加価値額の産業間比較
  • スポーツをデータで科学する~分析事例(5)~ワールドカップで勝つためには

第2週:統計学の基礎

~データ分析に必要な統計学の基礎を学ぶ~

  • 代表値~平均値・中央値・最頻値~たくさんのデータを数値ひとつであらわそう
  • 分散・標準偏差~データの中の違いをあらわそう
  • 四分位・パーセンタイル・箱ひげ図~データの分布を表現しよう
  • 関係の見方・相関係数~データの間の関係を表現しよう
  • 回帰分析~データの間の関係を表現しよう
  • 標本分布~統計数値の精度を考える
  • 信頼区間~統計数値の精度を考える

第3週:データの見方

~データの見方について基本的な方法を学ぶ~

  • 統計表の見方~実際のデータを見てみよう
  • 比率の見方(1)-クロスセクションデータ~比率の活用
  • 比率の見方(2)-使い方と注意点~比率を使った分析
  • 時系列データの見方(1)-基礎編~時間とともに観測されるデータ
  • 時系列データの見方(2)-発展編~様々な調整
  • 時系列データの見方(3)-分析編~予測をしてみよう

第4週:公的データの入手とコースのまとめ

~誰もが入手可能なデータである公的統計データの入手方法を学び、コースのまとめを行う~

  • 公的データの入手方法~e-Statの紹介
  • e-Statの使い方(人口ピラミッド)~データベース機能
  • e-Statの使い方(GIS機能)~地図上にデータをあらわしてみよう
  • コースのまとめ-“データサイエンス”力の向上へ~ビジネスシーンでの活用へ

講師・スタッフ紹介

西内 啓

西内 啓

東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員。保健学修士。
東京大学医学部卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年より現職。2014年11月より株式会社データビークルを創業。35万部を超えるベストセラーとなった『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社刊)、その続編である『統計学が最強の学問である[実践編]』(同社)など著書多数。

土屋 隆裕

土屋 隆裕

統計数理研究所データ科学研究系准教授。博士(教育学)(東京大学)。
東京都出身。東京大学教育学部卒業後、統計数理研究所助手、同助教授を経て、2007年より現職。日本統計学会、日本行動計量学会、日本分類学会、日本心理学会、日本教育心理学会会員。専門分野は統計調査法。

佐藤 整尚

佐藤 整尚

東京大学大学院経済学研究科准教授。博士(工学)。
東京都出身。東京大学経済学部卒業後、統計数理研究所助手、同助教授を経て2013年より現職。日本統計学会、日本計算機統計学会、日本ファイナンス学会会員。専門分野は金融時系列分析。

奥田 直彦

奥田 直彦

総務省統計局統計情報システム課長。
徳島県出身。東京大学教養学部基礎科学第一学科卒業後、総務庁入庁。統計局で国勢調査、消費者物価指数(CPI)の作成を担当した後、行政管理局行政情報システム企画課副管理官、統計局総務課調査官などを経て、2013年より現職。

永井 恵子

永井 恵子

総務省統計局統計情報企画室課長補佐。
新潟県出身。早稲田大学第一文学部(西洋史専修)卒業後、総務庁入庁。統計局で国勢調査、家計調査、消費者物価指数(CPI)の作成などを担当した後、内閣府経済社会総合研究所において国民経済計算(SNA)の推計を担当。2013年より現職。

神林 真美香

神林 真美香

総務省統計局統計情報システム課課長補佐。
石川県出身。東京大学経済学部経済学科卒業後、総務省入省。千葉県総務部財政課、行政管理局行政情報システム課、(財)自治体国際化協会ロンドン事務所、自治税務局都道府県税課、自治大学校研究部勤務を経て現職。

須江 雅彦

須江 雅彦

総務省統計研修所長。総務大臣官房統計情報戦略推進官。
東京都出身。中央大学法学部法律学科卒業後、総理府入府。内閣官房、官房副長官秘書などを経て、労働省職業安定局、通商産業省産業業政策局に出向。総理大臣官邸報道室長、内閣広報室内閣参事官、内閣府参事官、大臣官房人事課長、日本学術会議事務局次長(イノベーション25担当大臣特命室次長)等を歴任し、総務大臣官房審議官、財務大臣官房審議官を経て、2011年に総務省統計局調査部長、2012年に統計局長に就任。2014年より現職。

※ 講師の肩書き等の情報は講座制作当時(2015年3月)のものとなります。

前提条件

特になし

課題内容

  • 各週課題:選択式の問題(10問程度)
  • 最終課題:選択式の問題(30問程度)

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間

補助教材

「社会人のためのデータサイエンス入門 改訂版 オフィシャル スタディ ノート」

このスタディノートには、各講義のすべてのスライドを網羅するとともに各スライドの説明が加えられており、重要なキーワードを書き込むことができるようになっています。 また、最終課題テストの模擬問題とその解説を収録しており、最終テストの準備ができるようになっています。その他、誰でも使える政府統計の情報等が収録されています。

社会人のためのデータサイエンス入門 改訂版 オフィシャル スタディ ノート

講義の解説

  • 第1週:統計データの活用
  • 第2週:統計学の基礎
  • 第3週:データの見方
  • 第4週:公的データの入手とコースのまとめ
  • 最終課題テストに向けた模擬問題と解説
  • 誰でも使える政府統計
  • 政府統計の総合窓口(e-Stat)による統計データの利用
  • 関連サイト等の紹介

○価格・サイズ
A4判 133ページ
販売価格:1,000円(税別)

○編集
総務省統計局

○著者
西内 啓、土屋 隆裕、佐藤 整尚、総務省統計局

○発行
一般財団法人 日本統計協会

●下記サイトよりお申し込みいただけます

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  • 講座番号:ga031
  • 受講開始日:2016年12月13日
  • 想定される勉強時間/週:3時間程度