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社会人のためのデータサイエンス入門


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  • 講座番号:ga031
  • 受講開始日:2020年5月19日
  • 想定される勉強時間/週:3時間程度

講座内容

今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち"データサイエンス"力の高い人材が求められている。このようなことを踏まえ、本コースでは"データサイエンス"力の向上を目指し、事例なども踏まえ、データ分析の基本的な知識を学ぶ。

コースは4つの部分に分かれている。第1週では、社会でデータがどのように活用されているかについて、実際のデータを用いた分析事例を紹介する。第2週では、データを理解し、分析する際に必要な統計学の基礎について学ぶ。第3週では、日ごろ目にすることの多いデータの見方について学ぶ。第4週では、誰もが入手可能な公的統計データをインターネットを用いて簡単に取得する方法について説明する。


各週のテーマ


第1週:統計データの活用

~コースへの導入、分析事例から分析に用いる統計的な考え方、データの見方への導入を図る~

  • 大人がデータサイエンスを学ぶべき理由~はじめに
  • データサイエンスと統計~データサイエンスに基づいて課題を解決する能力を身に付けよう
  • 平均値の見方~分析事例(1)~"平均値"にだまされない
  • M字カーブの改善効果~分析事例(2)~少子高齢化社会を支える労働力人口の増加のために
  • 普及率の地域間比較~分析事例(3)~太陽光発電システムの普及率
  • 付加価値額と非正規職員比率の関係~分析事例(4)~付加価値額の産業間比較
  • スポーツをデータで科学する~分析事例(5)~ワールドカップで勝つためには
  • 合計特殊出生率の見方~分析事例(6)~都道府県別合計特殊出生率から見る少子高齢化
  • 国際比較データから日本社会を読み解く~分析事例(7)~国際比較データから見る平均寿命とGDPの関係と日本の特徴

第2週:統計学の基礎

~データ分析に必要な統計学の基礎を学ぶ~

  • 代表値~平均・中央値・最頻値~たくさんのデータをひとつの数値であらわそう
  • 分散・標準偏差~データの中の違いをあらわそう
  • 四分位・パーセンタイル・箱ひげ図~データの分布を表現しよう
  • 関係の見方・相関係数~データの間の関係を表現しよう(1)
  • 回帰分析~データの間の関係を表現しよう(2)
  • 標本分布~統計数値の精度を知ろう(1)
  • 信頼区間~統計数値の精度を知ろう(2)

第3週:データの見方

~データの見方について基本的な方法を学ぶ~

  • 統計表の見方~実際のデータを見てみましょう
  • 比率の見方(1)-クロスセクションデータ~比率の活用
  • 比率の見方(2)-使い方と注意点~比率を使った分析
  • 時系列データの見方(1)-基礎編~時間とともに観測されるデータ
  • 時系列データの見方(2)-発展編~様々な調整
  • 時系列データの見方(3)-分析編~予測をしてみましょう

第4週:公的データの使い方とコースのまとめ

~誰もが入手可能なデータである公的統計データの入手方法を学び、コースのまとめを行う~

  • 政府統計とは~統計局の統計調査の紹介
  • 公的データの入手方法~e-Statの紹介/e-Statの主な機能
  • e-Statの使い方(人口ピラミッド)~データベース機能を利用して人口ピラミッドを作ってみよう
  • 統計ダッシュボードの使い方~統計ダッシュボードの紹介/統計ダッシュボードを使ってみよう
  • 地図で見る統計(jSTAT MAP)の主な機能~jSTAT MAPの紹介/jSTAT MAPの主な機能
  • 地図で見る統計(jSTAT MAP)の使い方~jSTAT MAPを使って地図上にデータをあらわしてみよう
  • コースのまとめ~データサイエンス力の向上を目指して

講師・スタッフ紹介

西内 啓

西内 啓

統計家・株式会社データビークル代表取締役。修士(保健学)。
東京大学医学部卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年より現職。2014年11月に株式会社データビークルを創業。2014年に「ビジネス書大賞」、2017年に「統計学会出版賞」を受賞したシリーズ累計48万部を超えるベストセラーとなった『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社刊)など著書多数。

伊達 平和

伊達 平和

滋賀大学データサイエンス学部講師。博士(教育学)。
京都大学教育学部、同大学院教育学研究科卒業後、日本学術振興会特別研究員(PD)、滋賀大学データサイエンス教育研究センター助教を経て、2017年より現職。日本社会学会会員。専門分野は家族社会学・社会調査。

土屋 隆裕

土屋 隆裕

横浜市立大学データサイエンス学部教授。博士(教育学)。
東京大学教育学部卒業後、統計数理研究所助手、同教授を経て、2018年より現職。日本統計学会、日本行動計量学会、日本分類学会、日本心理学会、日本教育心理学会会員。専門分野は統計調査法。

佐藤 整尚

佐藤 整尚

東京大学大学院経済学研究科准教授。博士(工学)。
東京大学経済学部卒業後、統計数理研究所助手、同助教授を経て、2013年より現職。日本統計学会、日本計算機統計学会、日本ファイナンス学会、日本金融・証券計量・工学学会会員。専門分野は金融時系列分析。

千野 雅人

千野 雅人

総務省統計局長。
総理府入府。統計局において、経済統計課長、国勢統計課長、調査企画課長を歴任。独立行政法人統計センター理事、総務省大臣官房審議官(恩給、統計担当)、統計局統計調査部長などを経て、2017年4月より現職。

佐伯 修司

佐伯 修司

総務省統計局統計調査部長。
総理府入府。独立行政法人統計センター総務課長、統計局総務課長、総務省大臣官房秘書課長、総務省大臣官房審議官(大臣官房調整部門、行政管理局、統計局、統計情報戦略推進担当)などを経て、2017年7月より現職。

柿原 謙一郎

柿原 謙一郎

総務省統計局統計利用推進課長。
総務庁入庁。内閣官房内閣広報室企画官、総務省人事・恩給局企画官、内閣府規制改革推進室参事官、統計情報システム課長などを経て、2017年より現職。

永井 恵子

永井 恵子

総務省統計局国勢統計課労働力人口統計室課長補佐。
総務庁入庁。統計局において、国勢調査、家計調査、消費者物価指数(CPI)の作成などを担当した後、内閣府経済社会総合研究所において国民経済計算(SNA)の推計に従事。その後、統計局において、データサイエンス・オンライン講座の立上げに携わる。2016年より現職にて労働力調査の公表業務等を担当。

中村 千夏

中村 千夏 *

総務省統計局統計情報利用推進課。
総務省入省。東北管区行政評価局を経て、2019年より現職。統計ダッシュボードの広報など、統計情報の利活用推進に携わっている。

米澤 克則

米澤 克則 *

総務省統計局統計情報システム管理官付。
独立行政法人統計センター入省。情報処理課、情報管理課の後、総務省行政評価局に出向、年金記録確認関東地方第三者委員会、統計局消費統計課物価統計室を経て、2019年より現職。統計オープンデータの利活用促進などに携わっている。

亀本 薫

亀本 薫

独立行政法人統計センター 統計情報・技術部 共同利用システム課 地域・標準担当 係長。
総務庁入庁後、独立行政法人統計センターにおいて、政府統計の総合窓口(e-Stat)などを提供する政府統計共同利用システムの設計運用業務に2010年から従事。主に、e-StatのGIS機能の構築及び運用について携わっている。

※講師の肩書き等の情報は講座制作当時(2018年5月)のものとなります。
*印のある講師の肩書き等の情報は2019年7月のものとなります。

前提条件

特になし

課題内容

  • 各週確認テスト:選択式の問題(7問程度)
  • 最終課題:選択式の問題(20問程度)

修了条件

得点率60%

学習期間

4週間

補助教材

「社会人のためのデータサイエンス入門 オフィシャル スタディノート 改訂第3版」

このスタディノートには、受講者の学びをサポートするため講義スライドを収録し、説明を付け加えています。その他、誰でも使える政府統計の情報等が収録されています。
その他、誰でも使える政府統計の情報等が収録されています。

社会人のためのデータサイエンス入門 オフィシャル スタディノート 改訂第3版

内容

  • 第1週:統計データの活用
  • 第2週:統計学の基礎
  • 第3週:データの見方
  • 第4週:公的データの使い方とコースのまとめ
  • 誰でも使える政府統計

○価格・サイズ
A4判 118ページ
販売価格:1,000円(税別)

○編集
総務省統計局

○発行
一般財団法人 日本統計協会


●下記サイトよりお申し込みいただけます



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  • 講座番号:ga031
  • 受講開始日:2020年5月19日
  • 想定される勉強時間/週:3時間程度