鈴木 基之
大阪工業大学情報科学部情報メディア学科・准教授
1993年東北大学工学部情報工学科卒業。1995年同大大学院博士前期課程修了。1996年同大大学院博士後期課程を退学し、同大大型計算機センター助手。2006年~2007年英国エジンバラ大学客員研究員。2008年徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部准教授。2012年より現職。博士(工学)。専門は音声・音楽情報処理。
(2016/11/4追記)
本講座(第1回)は2016年4月7日をもって受付を終了いたしました。
現在、第2回(2017年1月12日開講)の受講登録を受け付けております。こちらのページをご参照ください。
IT技術が発達した現代においては、「電気で動くほぼすべての機械にプログラムが組み込まれている」といっても過言ではないほど、各種電子機器でプログラムが用いられています。身近な例で言えば、パソコンやスマートフォンといった機器では数多くのプログラム(いわゆるアプリ)が動作し、様々な機能をユーザに提供しています。このように現代の生活においてプログラムは必要不可欠な物であり、それの出来が機器の性能や便利さを決定しています。
一方で、パソコンやスマートフォンのプログラムを自由に書け、自分好みの機能を追加できる、という人は決して多くはありません。高校や大学等の講義で「プログラミング」を学習した方も多いと思うのですが、そうした人達の多くは、そこで得たプログラミング技術を実生活の中で生かせていないのではないでしょうか。そこで本講座では、単なる演習ではなく、実際に生活の中で役立つプログラムが書けるような技術を身につけることを目標として、プログラミングを学習します。
プログラミング言語には、Javaを用います。大学の講義等ではC言語がよく用いられていますが、この言語は初心者にとって難しく、あまり使い勝手のよい言語ではありません。そこで、より簡単にプログラムが書けるJavaを用い、プログラミングの楽しさを知っていただきます。また、最終的には図形描画ツールの作成を目的としていますが、その作成を通じて、「オブジェクト指向」プログラミングの概念について学習します。このオブジェクト指向という考え方は、プログラムを非常にわかりやすく、書きやすくしてくれる概念ですので、是非考え方を理解し、それに従ってプログラムを書けるようになってください。
なお、本講座はプログラミングがテーマですので、ビデオを視聴するだけではなく、実際にプログラムを書く必要があります。各ビデオの終わりには「演習問題」が出されますので、それを各自パソコン上で解き、その後、次のビデオを視聴する、といったスタイルで学習してください。
大阪工業大学情報科学部情報メディア学科・准教授
1993年東北大学工学部情報工学科卒業。1995年同大大学院博士前期課程修了。1996年同大大学院博士後期課程を退学し、同大大型計算機センター助手。2006年~2007年英国エジンバラ大学客員研究員。2008年徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部准教授。2012年より現職。博士(工学)。専門は音声・音楽情報処理。
大阪工業大学情報科学部情報メディア学科・講師
2008年大阪工業大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。2007~2010年大阪工業大学情報科学部コンピュータ科学科嘱託助手。2010~2014年同大情報科学部情報メディア学科特任講師。2014年より現職。博士(情報学)。専門はセンサ情報処理。
大阪工業大学情報科学部コンピュータ科学科・講師
1999年京都大学工学部情報学科卒業。2001年同大大学院情報学研究科博士前期課程修了。2004年同大大学院博士後期課程修了。2004年より現職。博士(情報学)。専門は計算機アーキテクチャ。
大阪工業大学情報科学部情報システム学科・講師
1999年大阪大学基礎工学部情報科学科退学。2001年同大学院基礎工学研究科情報数理系専攻博士前期課程修了。2005年同大学院情報科学研究科コンピュータサイエンス専攻博士後期課程修了。この間、2001年4月~2002年1月三菱電機株式会社。2005年4月より現職。博士(情報科学)。専門は並列処理。
過去に一度はプログラミングを学習した経験があることを前提とします。必ずしもJavaの学習経験は必要ではありませんが、何らかのプログラミング言語について学習し、「変数」や「関数」といった概念についてある程度は理解しているものとして講義を行います。
Javaの実行環境をインストールすることができるパソコンを準備してください。OSはJavaが動作すれば何でもかまいませんが、講義ではWindowsを使用しています。具体的な必要要件は、http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/certconfig-2095354.htmlを参照してください。
また、レポートをpdf形式で提出する必要がありますので、例えばMicrosoftのWordで作成したファイルをpdfに変換する環境が必要になります。一般的なpdfへの変換方法については、開講後に、本講座の中でご案内いたします。
第1週から第3週では、数問の理解度確認テスト(選択肢方式)を実施します。また第4週では、指示に従ってプログラムを作成し、それの動作例や解説を記述したレポートの提出を求めます。
得点率60%以上
4週間
カテゴリーⅢ
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