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都市の災害リスクとその備え


受講登録は終了しました

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  • 講座番号:ga077
  • 受講開始日:2017年2月14日
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度

(2017/7/26追記)
本講座(第1回)は2017年3月30日をもって受付を終了しました。
現在、第2回(2017年10月26日開講)の受講登録を受け付けております。
こちらのページをご参照ください。

講座内容

日本では、地震・豪雨などの自然現象によって多様な災害が発生します。東日本大震災では、地震直後に沿岸域を襲った津波によって多くの方が犠牲になり、広域にわたる大規模災害となりました。梅雨前線や台風などがもたらす豪雨によって、河川の氾濫・斜面崩壊・土石流などが発生し、都市とその周辺が被災しています。今後も、南海トラフ地震や地球温暖化による気象の極端化などが懸念されており、災害リスクが増大する恐れがあります。この講座では、災害リスクをどのようにとらえ、災害への備えや災害時の対応をどのように考えればよいのか、さらに災害を防ぐために個人と地域がどのように取り組めばよいのかについて、それぞれ基本的な事項について考えてゆきます。


第1週:災害リスクを知る その1

  • 災害リスクとは
  • 地震の基本事項
  • 地震災害
  • 津波災害

第2週:災害リスクを知る その2

  • 高潮による水害
  • 内水・外水氾濫による水害
  • 土砂災害
  • 都市における地区別のリスク

第3週:災害への備えを考える

  • 災害時を想定した食料備蓄を考える
  • 住まいを考える(その1)
  • 住まいを考える(その2)

第4週:災害対応力を育てる

  • 避難所における健康問題~呼吸器感染症の予防~
  • 福祉的配慮と「つながり」による地域防災を考える
  • 災害時の心理を考える
  • コミュニティを考える 

講師・スタッフ紹介

森 一彦

森 一彦

大阪市立大学・生活科学研究科・教授
都市防災教育研究センター・所長
博士(工学)、一級建築士。子ども、障がい者、高齢者などの災害弱者を含む住民と防災リーダー、消防士、医師、福祉士、教師、学生が協働して取り組む「いのちを守る都市づくり」を展開しています。

三田村 宗樹

三田村 宗樹

大阪市立大学・理学研究科・教授
都市防災教育研究センター・副所長
都市地質学・博士(理学)。大阪を代表フィールドとして培った成果や研究手法をもとに、日本各地の同様の地層の比較研究や東アジアのデルタ地帯に立地する都市とその周辺域の災害・環境問題の解明に向けた研究を進めています。

重松 孝昌

重松 孝昌

大阪市立大学・工学研究科・教授
都市防災教育研究センター・災害リスクユニット
河海工学・博士(工学)。流体力学の視点から、主に水災害に関する研究を行っています。津波避難シェルターの開発研究や、外水氾濫・内水氾濫の高精度予測手法の開発、地下空間における浸水伝播特性に関する研究に取組んでいます。

中條 壮大

中條 壮大

大阪市立大学・工学研究科・講師
都市防災教育研究センター・災害リスクユニット
河海工学・博士(工学)。構造物と流体運動の相互作用に関する基礎研究や、海岸の地形変化、気候変動にともなう台風特性の変化とそれによる高潮災害リスクの変化、減災行動に資するための水害リスク情報の作成等に関する研究に取組んでいます。

生田 英輔

生田 英輔

大阪市立大学・生活科学研究科・講師
都市防災教育研究センター・災害対応ユニット
居住安全工学・博士(学術)。高齢者等の災害時要援護者を中心として、防災意識、避難リスク、災害脆弱性、コミュニティ・レジリエンスなどの調査および分析を行っています。

由田 克士

由田 克士

大阪市立大学・生活科学研究科・教授
都市防災教育研究センター・災害対応ユニット
公衆栄養学・博士(医学)・博士(栄養学)。災害時における食料や水の確保は私たちの生命維持に直結します。地域や家庭の実情に応じ、公助・共助・自助の枠組みも考慮し、何をどれだけ、どこに準備すれば安心できるのか研究しています。

横山 美江

横山 美江

大阪市立大学大学院・看護学研究科・公衆衛生看護学分野・教授
公衆衛生看護学・博士(医学)。本ユニットでは、災害の発生に対応する自助・共助の力を高めるために必要な知識や技術を学び研究しています。本プロジェクトでは、コミュニティ防災教育プログラムについて研究しています。

山本 啓雅

山本 啓雅

大阪市立大学大学院・医学研究科・病院教授
都市防災教育研究センター・災害対応ユニット
救急医学・博士(医学)。災害医療・救護・公衆衛生についての市民教育をどのように進めていくかについて研究しています。その一環で、アメリカのコミュニティ・エマージェンシー・レスポンス・チーム養成コースを受講し、その内容を日本でも紹介しようとしています。

作田 裕美

作田 裕美

大阪市立大学大学院・看護学研究科・教授
がん・急性看護学・博士(看護学)。災害サバイバー市民を目指し、看護学的視点からサバイバルを支える方略について研究しています。

村川 由加理

大阪市立大学大学院・看護学研究科・成人看護学・講師
がん・急性看護学・修士(看護学)。災害サバイバー市民を目指し、看護学的視点からサバイバルを支える方略について研究しています。

野村 恭代

野村 恭代

大阪市立大学・生活科学研究科・准教授
都市防災教育研究センター・災害対応ユニット
社会福祉学・博士(人間科学)。地域福祉、居住福祉の観点から、災害発生時における平時からの地域の「つながり」の役割について研究しています。また、地域の防災力を高めるために必要となる要素等についても研究を進めています。

佐伯 大輔

佐伯 大輔

大阪市立大学・文学研究科・准教授
都市防災教育研究センター・社会実装マネージメントユニット
心理学・博士(文学)。ヒトや動物の選択行動を中心に、経験によって行動を変容させる「学習」を研究しています。都市防災教育研究センターでは、防災教育の効果評価や、防災知を地域社会に効果的に広める方法について研究しています。

前提条件

特になし

課題内容

毎週のテストを課します。

修了条件

得点率70%以上

学習期間

4週間

※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(講師)に共有されます。詳しくは 利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga077
  • 受講開始日:2017年2月14日
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度