中川 眞(なかがわ しん)
大阪市立大学大学院文学研究科 教授 国際センター所長、学長特別補佐。1951年 奈良県生まれ。京都大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業、大阪大学大学院芸術学専攻修士課程修了。大阪大学文学部助手、京都市立芸術大学音楽学部講師、助教授を経て、大阪市立大学文学研究科教授。2001年「音と環境の芸術学」で大阪芸術大学博士号(芸術文化)を取得。サウンドスケープの研究でサントリー学芸賞、京都音楽賞、小泉文夫音楽賞、インドネシアとの文化交流の功績でインドネシア共和国外務省功労賞、アーツマネジメントの実績で日本都市計画家協会賞特別賞《地域部門》、第3回ゆめづくりまちづくり賞「優秀賞」を代表受賞する。サウンドスケープ、アジアの民族音楽、サウンドアート、アーツマネジメントの研究を行いながら、ガムラン合奏団とピーパート合奏団を大阪にて創設し、国の内外にて演奏活動を行う。
【主な著書】
『音は風にのって』1997、平凡社
"Musik dan Kosmos: Sebuah Pengantar Etnomusikologi". 2000、Yayasan Obor Indonesia, Jakarta 【インドネシア語】
"Kyoto - Klaenge des Kosmos". 2000、Merve Verlag, Berlin 【ドイツ語】
『音のかなたへ』2001、日本放送出版協会
『サワサワ』2003、求龍堂
『平安京 音の宇宙 増補改訂版』2004、平凡社
『サウンドアートのトポス - アートマネジメントの記録から』2007、昭和堂
『アートの力』2013、和泉書院