竹中 千春(たけなか ちはる)
立教大学法学部教授。
国際政治・インド政治・ジェンダー研究。東京大学法学部助手、東京大学東洋文化研究所助手、明治学院大学国際学部助教授・教授を経て現職。公益財団法人日印協会理事。公益財団法人国際文化会館評議員。一般財団法人アジア政経学会理事長(2013-2015)、日本平和学会副会長(2014-2017年)。
現代インドのナショナリズムと民主主義の歴史に関心を抱き、ガンディーの思想と運動、貧しい人々や女性のエンパワーメントとアドヴォカシーに注目し、国際政治における暴力の連鎖と平和の創造を分析する。
著書に『世界はなぜ仲良くできないの?暴力の連鎖を解くために』(阪急コミュニケーションズ、2004年)、『盗賊のインド史―帝国・国家・無法者』(有志舎、2010年、大平正芳記念賞受賞)、竹中千春『千春先生の平和授業2011-2012未来は子どもたちがつくる』(朝日学生新聞社、2013年)、監修『平和を考えよう(全2巻)』(あかね書房、2013年)など。
翻訳書に、ラナジット・グハ他『サバルタンの歴史―インド史の脱構築』(岩波書店、1998年)、ラナジット・グハ『世界史の脱構築―ヘーゲルの歴史哲学批判からタゴールの詩の思想へ』(立教大学出版会、2017年)。