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嘉納治五郎とオリンピック・ムーブメント

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  • 講座番号:ga101
  • 受講開始日:2018年3月29日
  • 想定される勉強時間/週:2時間程度

講座内容

嘉納治五郎は講道館柔道を創設したことで知られていますが、柔道のみならず、日本の学校教育の改革を、筑波大学の前身である高等師範学校・東京高等師範学校の校長を3期23年半にわたって務めた教育者でもあります。

アジア初のIOC委員として世界に働きかけ、圧倒的に不利な状況の中、世界を駆け回り、後に「幻の東京オリンピック」と呼ばれることになった1940年東京大会の招致に成功。嘉納治五郎と彼の弟子、世界の関係者が繰り広げたドラマがそこにありました。

「精力善用・自他共栄」。これは嘉納が残した大切なメッセージです。本講座では、グローバルな視点でスポーツを通して日本と世界のつながりを構築した嘉納治五郎の業績を振り返りながら、グローバル化が進み、様々な社会的課題を抱える現代の日本の我々の方向性を模索します。

また、初公開となる1940年の東京オリンピック誘致のプレゼン資料や、筑波大学が保管している貴重な関連資料も紹介していきます。

2020年の大会以降、私たちの社会に伝えていくべきことは何なのかを、みなさんと共に考えてみたいと思います。


第1週:柔道および体育教育の父

  • 講道館柔道の創設と理念
  • 日本体育協会の創設
  • 東京高等師範学校に体育科創設
  • 留学生の受入れと体育・スポーツ

第2週:東京オリンピックへの道

  • アジア人初のIOC委員
  • 関東大震災と嘉納治五郎
  • オリンピックの東京招致
  • 嘉納の逝去と大会返上
  • 1964年東京オリンピックへの継承
  • 資料動画(1)~オリンピック誘致のプレゼン資料
  • 資料動画(2)~「日本」写真集と幻の東京・札幌大会パンフレット

第3週:嘉納治五郎の弟子たち

  • 金栗四三
  • 杉村陽太郎
  • 范源濂(はん・げんれん)
  • アントン・ヘーシンク
  • 福田敬子
  • 資料動画(3) 金栗四三のマラソン足袋~筑波大学収蔵品

第4週:嘉納治五郎のレガシー

  • スポーツと教育の融合
  • スポーツのビジネス化
  • 社会の復興に果たすスポーツの役割
  • 社会・世界への貢献

講師・スタッフ紹介

真田 久

真田 久

筑波大学 体育系教授
1981年筑波大学大学院体育研究科修了、1882年福岡教育大学教育学部助手、1996年筑波大学体育科学系講師、2008年体育系教授、2012年より2018年まで体育専門学群長。古代から近現代のオリンピックに関する歴史研究や嘉納治五郎の思想と行動に関する研究に従事しつつ、国内外のオリンピック教育に関する実践的研究を進める。IOC公認筑波大学オリンピック教育プラットフォーム事務局長、日本オリンピックアカデミー(JOA)理事/副会長、オリンピック・パラリンピック教育に関する有識者会議(スポーツ庁)座長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与、同組織委員会文化・教育委員会委員。

主な著書
『Olympic Education: An international review』/pp.192-205, 2017-03
Olympic education for peace and international cultural understanding
Sanada Hisashi

『現代スポーツは嘉納治五郎から何を学ぶのか』ミネルヴァ書房 (2014/9/20)
第3章 嘉納治五郎の体育思想とその実践 第4章 スポーツによる関東大震災直後の復興への試み/pp.83-126, 2014-09
真田 久

『体育・スポーツ史にみる戦前と戦後』道和書院 (2013/6/25)
嘉納治五郎による関東大震災(1923年)後のスポーツによる復興の試み/pp.2-22, 2013-06
真田 久:大林太朗

『体育・スポーツの近現代―歴史からの問いかけ』不昧堂出版 (2011/05)

『19世紀のオリンピア競技祭 (スポーツ人類学ドクター論文集)』明和出版 (2011/10)

大林 太朗

大林 太朗

筑波大学 体育系助教
2011年筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。2015年国際オリンピックアカデミー・ペロポネソス大学大学院(ギリシャ共和国)修了。同年より日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て、2017年より現職。日本の体育・スポーツ、オリンピックに関する歴史研究とともに、スポーツ庁「オリンピック・パラリンピック教育全国中核拠点会議」の一員として国内外のオリンピック教育に関する実践研究を行う。

主な著書
『オリンピック・パラリンピックまるごと大百科』学研プラス (2017/2/13)
真田久; 荒牧亜衣; 大林太朗; 成瀬和弥; 村上祐介

『体育・スポーツ史にみる戦前と戦後』道和書院 (2013/6/25)
嘉納治五郎による関東大震災(1923年)後のスポーツによる復興の試み/pp.2-22, 2013-06
真田 久:大林太朗

『Olympic Education: An international review』routledge (2017/02/17)
Nation-wide Olympic education programme for Tokyo 1964 initiated by the Japanese Government /pp.35-46, 2017-02
Obayashi Taro

前提条件

特になし

課題内容

毎週の課題テストと、最終レポートを課します。

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間

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  • 講座番号:ga101
  • 受講開始日:2018年3月29日
  • 想定される勉強時間/週:2時間程度