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アクティブで深い学びのデザイン


受講登録は終了しました

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  • 講座番号:ga104
  • 受講開始日:2018年11月20日
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度

(2019/6/11追記)
本講座(第2回)は2019年2月5日をもって受付を終了いたしました。
現在、第3回(2019年6月11日開講)の受講登録を受け付けております。
こちらのページをご参照ください。

この講座には「通常コース(無料)」「対面学習コース(有料)」の2種類のコースがあります。*対面学習コース(有料)では、対面授業を2019年1月14日(月・祝) 東京で開催します。
対面学習とは http://gacco.org/face-to-face.html

  • 通常コース(無料)
  • お申込み方法
    講座詳細ページ
    (本ページよりすぐにお申込みいただけます)

  • コース内容

  • 対面学習コース(有料)
  • お申込み方法
    外部サイト「Peatix」よりお申込みいただけます。
  • コース内容



    1/14(月・祝)東京にて開催

講座内容

昨今、学習者の主体的・対話的で深い学び、すなわち「アクティブ・ラーニング」という言葉が教育界を取り巻いています。もちろん、これまでも、そしてこれからも、学習の主体は「学習者」です。しかしながら、その学習を支え促す教材や環境などを「デザイン」する主体は「教師」です。そうした理念に基づいて、本講座「アクティブで深い学びのデザイン」は創られました。

この講座では、基本的な問いである「アクティブ・ラーニングで学習者にいかなる資質・能力を育むのか」というところから、「その学びをデザインする教師の役割はどのようなものなのか」といった問いについて、一緒に考えていきます。

また、形だけのアクティブ・ラーニングではなく、学習者自身が自らの思考を深め、それに基づくアクションを展開できるために、1つひとつの授業においていかなる工夫をし、単元・年間のカリキュラムデザインをどのように構成するのかについて、理論的・実践的に学びます。

加えて、教師がコミュニティをつくることによって、アクティブ・ラーニングを基軸とするカリキュラムを開発するための集合知を構築するヴィジョンも提示します。

主に、教師や教師を目指す学生を対象とした内容となっていますが、広く人事研修・教育に関心のある方にも受講していただけます。


第1週:アクティブで深い学びとは

  • 今、なぜアクティブ・ラーニングなのか
  • アクティブ・ラーニングの教育学的位置づけ
  • アクティブ・ラーニングで育む資質・能力
  • 学習指導要領とアクティブ・ラーニングの接点
  • 教育現場におけるアクティブ・ラーニングの好事例

第2週:アクティブ・ラーニングに求められる教材

  • 「深い学び」の実現に資する教材開発
  • 生活体験の教材化
  • 地域社会の教材化
  • 社会のリアルの教材化
  • ポップカルチャーの教材化
  • 合科的・総合的な教材

第3週:アクティブ・ラーニングとICT活用の接点

  • アクティブ・ラーニングとICTの関係
  • 高等教育におけるICT活用事例
  • 中等教育におけるICT活用事例 1
  • 中等教育におけるICT活用事例 2

第4週:アクティブ・ラーニングのためのカリキュラム・マネジメント

  • アクティブ・ラーニングの成立と充実に資するカリキュラム・マネジメント
  • カリキュラム・マネジメントの要素
  • カリキュラム・リーダーシップの意義と実践
  • 新学習指導要領におけるカリキュラム・マネジメント 1
  • 新学習指導要領におけるカリキュラム・マネジメント 2
  • 新学習指導要領におけるカリキュラム・マネジメント 3

第5週:教師自身のアクティブ・ラーニング

  • アクティブ・ラーニングの実践に求められる教師の創造性
  • 教師たちのアクティブ・ラーニングの舞台としての校内研修
  • 校内研修における共同的な学び 1
  • 校内研修における共同的な学び 2
  • 校内研修の持続的発展
  • 校内研修のコンサルテーション

第6週:アクティブ・ラーニングの実践を持続的に発展させるために

  • アクティブ・ラーニングの留意点
  • アクティブ・ラーニングの成立条件 1
  • アクティブ・ラーニングの成立条件 2
  • アクティブ・ラーニングの発展条件
  • アクティブ・ラーニングの未来

講師・スタッフ紹介

木原 俊行

木原 俊行(きはら としゆき)

大阪教育大学大学院連合教職実践研究科 教授

広島県三原市に生まれる。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程を修了、同後期課程を中途退学。博士(教育学)。大阪大学人間科学部助手、岡山大学教育学部講師・助教授、大阪市立大学大学院文学研究科助教授を経て、現職。
主たる研究領域は授業研究や教師教育を中心とする教育工学、教育方法学。全国の小中学校、教育委員会・教育センターと共同で、授業改善やカリキュラム開発、教員の力量形成の支援等に取り組む。

主な著書
『新しい情報教育を創造する』(共著、ミネルヴァ書房)、『新しい環境教育を創造する』(共編著、ミネルヴァ書房)、『中学校 選択と総合的学習の新展開』(共編著、明治図書)、『総合的学習の授業づくりを深める』(共著、明治図書)、『新しい学びをひらく総合学習』(共編著、ミネルヴァ書房)、『授業研究と教師の成長』(日本文教出版)、『教師が磨き合う学校研究』(ぎょうせい)、『情報教育マイスター入門』(共編著、ぎょうせい)、『学校改善と校内研修の設計』(共著、学文社)、『活用型学力を育てる授業づくり』(ミネルヴァ書房)、『授業研究と教育工学』(共著、ミネルヴァ書房)、『教科教育のフロンティア』(共編著、あいり出版)、『教育工学的アプローチによる教師教育』(共編著、ミネルヴァ書房)

山内 祐平

山内 祐平(やまうち ゆうへい)

東京大学大学院情報学環 教授

1967年愛媛県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。大阪大学助手、茨城大学講師、助教授、東京大学大学院情報学環准教授を経て2014年より現職。
情報化社会における学習環境のデザインについて、開発研究とフィールドワークを連携させた研究を展開している。
日本教育工学会論文賞・研究奨励賞、2008年度グッドデザイン賞受賞。

主な著書
『デジタル教材の教育学』(東京大学出版会)、『学びの空間が大学を変える』(ボイックス出版)、『「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体』(東京大学出版会)など

池尻 良平

池尻 良平(いけじり りょうへい)

東京大学大学院情報学環 特任講師

1985年大阪生まれ。2008年に東京大学文学部歴史文化学科を卒業。2008年から東京大学大学院学際情報学府(山内祐平研究室)に進学し、2013年に同大学院の博士課程を満期退学。2014年に博士号(学際情報学)取得。現職は東京大学大学院情報学環 特任講師。
専門は教育工学・歴史学習・転移・ゲームデザイン。主に高校をフィールドにしながら、現代社会の問題解決に応用できる歴史教材の開発・実践・評価をしている。開発した教材は個人HP(http://www.ikejiri-lab.net)で公開している。2010年、東京大学大学院学際情報学府優秀論文受賞。2013年、教育メディア学会井内賞受賞。2016年、全国社会科教育学会奨励賞受賞。

主な著書
『ゲームと教育・学習(教育工学選書Ⅱ)』(ミネルヴァ書房 共著)、『歴史を射つ』(御茶の水書房 共著)、共訳書に『学習科学ハンドブック[第二版]第2巻 効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ』(北大路書房)、『21世紀型スキル: 学びと評価の新たなかたち』(北大路書房)など

モデレーター紹介

島田 希

島田 希(しまだ のぞみ)

大阪市立大学大学院文学研究科准教授

大阪府に生まれる。北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士後期課程を修了。博士(知識科学)。信州大学教育学部助教(GP)、高知大学教育学部附属教育実践総合センター講師を経て、現職。
主たる研究領域は、教育方法学、カリキュラム研究、教師教育学。校内研修の継続・発展やカリキュラム・マネジメントを充実させる管理職のリーダーシップ、外部人材(教育委員会指導主事など)が果たす役割について研究を進めている。

主な著書
『教師の仕事と求められる力量』(共著、あいり出版)、『教育工学的アプローチによる教師教育』(共編著、ミネルヴァ書房)、『学びを創る教育評価』(共著、あいり出版)など

前提条件

特になし。ただし、講座の学術的な内容の一部に関しては、講座内で出てきたキーワードや教育論について自ら調べることが望ましい。

課題内容

毎週のテスト(選択式)と、最終テスト(レポート)を課します。

修了条件

得点率60%以上

学習期間

6週間


講義動画収録時期:2018年


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  • 講座番号:ga104
  • 受講開始日:2018年11月20日
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度