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スマートIoTシステム・ビジネス入門


受講登録は終了しました

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  • 講座番号:ga105
  • 受講開始日:2018年7月25日
  • 想定される勉強時間/週:3時間程度

(2019/3/7追記)
本講座(第1回)は2018年10月14日をもって受付を終了いたしました。
現在、第2回(2019年5月8日開講)の受講登録を受け付けております。
こちらのページをご参照ください。

講座内容

早稲田大学を中心に35以上の大学,企業,業界団体による全国規模の産学連携ネットワークにより社会人教育プログラム「スマートエスイー」( https://smartse.jp/ )を2018年度から展開します。これは文部科学省 平成29年度「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」enPiT-Proに採択された事業です。IoT(Internet of Things; モノのインターネット),ビッグデータ,人工知能(AI)を駆使してサイバー世界とフィジカル世界を融合させ,多様なニーズに応じて適応的にモノやサービスを提供可能な超スマート社会をリードするイノベーティブ人材を育成するために,15以上の講座を実施し,その講義の多くをオンライン講座として広く一般に公開します。

本講座は,スマートエスイーの講座群のエントリーとなる科目です。ここでは,モバイルコンピューティング推進コンソーシアムが実施しているIoTシステム技術検定 中級の内容に沿って,スマートなIoTシステム,サービスおよびそれに基づくビジネスの概要と支える技術の基礎を,事例を交えて理解することを学習目標とします。具体的には通信,デバイス,データ・AI,セキュリティ,プロトタイピング,開発・保守・運用まで幅広く扱います。

なお,実際のデバイスやデータを用いた演習,実習,議論については,ぜひ,約半年間,東京・日本橋の社会人学び直し拠点WASEDA NEOにてスクール形式で実施するスマートエスイーの教育プログラムを受講いただき,学びをより深めていただければ幸いです。


Week1

  • IoT概論: IoTの概論として,IoTシステムの捉え方,IoTシステムの事例,IoTビジネスにおける留意事項,IoTシステム構築技術についてそれぞれ基礎を解説します。
  • スマートIoTシステム概要とIoTサービスビジネス: IoTシステムの構成,CPS(Cyber Physical System),クラウドコンピューティング,エッジコンピューティング,IoTシステム構築上の留意点についてそれぞれ基礎を解説します。

Week2

  • IoT通信方式: IoTネットワーク,無線技術,ネットワークトポロジー,5G(第5世代移動通信システム),LPWA(省電力広域無線通信)についてそれぞれ基礎を解説します。
  • IoTデバイス: IoTデバイスの概論に続いて,IoTデバイスの構成・機能・仕様,センサ技術・マイコン技術・通信技術,プロトタイピング技術,連携技術についてそれぞれ基礎を解説します。

Week3

  • IoTシステムのプロトタイピング開発: プロトタイピングの基本的な仕組みについて解説します。実際のデバイスを用いたプロトタイピングの方法は扱いません。
  • IoTデータ活用技術: 人工知能・ディープラーニングの概要と活用,ニューラルネットワークとディープラーニングの概要,ディープラーニングのツール,畳み込みニューラルネットワーク,再帰ニューラルネットワークについてそれぞれ基礎を解説します。

Week4

  • IoT情報セキュリティ技術: IoT情報セキュリティ,サイバーセキュリティ,個人情報とプライバシー保護,暗号と匿名化技術・著作権,活動機関と動向についてそれぞれ基礎を解説します。
  • IoTシステムの開発・保守・運用,事例等: IoTエコシステム,IoT開発(アジャイル/ウォーターフォール),システムライフサイクル,BCP(事業継続計画),IoTシステム事例,IoTビジネスにおける留意事項についてそれぞれ基礎を解説します。

講師・スタッフ紹介

鷲崎 弘宜

鷲崎 弘宜(わしざき ひろのり)

早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所 所長。早稲田大学理工学術院総合研究所 最先端ICT基盤研究所 教授。国立情報学研究所 客員教授。株式会社システム情報 取締役(監査等委員)。株式会社エクスモーション 社外取締役。ガイオ・テクノロジー株式会社 技術アドバイザ。ソフトウェア,情報システムの研究,教育,社会実装に従事。日本ソフトウェア科学会理事。 NPOトップエスイー教育センター理事ほかを歴任。 文部科学省社会人教育事業enPiT-Pro「スマートエスイー」事業責任者。

鄭 顕志

鄭 顕志(てい けんじ)

早稲田大学理工学術院総合研究所 研究院准教授/主任研究員。 国立情報学研究所 先端ソフトウェア工学・国際研究センター 特任准教授。ソフトウェア工学の研究・教育活動に従事。社会人エンジニアを対象としたソフトウェア工学教育プログラム「トップエスイー」に従事し,産業界へのソフトウェア工学技術の普及・展開に関する活動に取り組んでいる。 「スマートエスイー」ではアプリケーション領域のリーダーや共通例題・演習用プラットフォームの開発を担当している。

連携大学・機関

茨城大学、群馬大学、東京学芸大学、東京工業大学、大阪大学、九州大学、北陸先端科学技術大学院大学、奈良先端科学技術大学院大学、工学院大学、東京工科大学、東洋大学、鶴見大学、情報・システム研究機構(国立情報学研究所)

前提条件

<準備学習・前提知識>
情報システム&サービス開発の基礎知識

課題内容

各週にレポート課題(600~1200字程度)
※当初は、課題を「最終課題:レポート課題(800~1200字程度)」としておりましたが、「毎週1回ずつ(600字~1200字程度)のレポート課題(計4回)」に変更になりました。

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間


※本講座はスマートエスイープログラムの実際の講座を録画し、動画教材用に編集して作成しております。


※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga105
  • 受講開始日:2018年7月25日
  • 想定される勉強時間/週:3時間程度