メインコンテンツへ

DSC10周年記念講座 知識ゼロから始めるデジタルサイネージ入門


受講登録は終了しました

※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga108
  • 受講開始日:2018年6月13日
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度

講座内容

本講座は、今後デジタルサイネージに関わる方や利用される方々に、デジタルサイネージについて知っておくべき項目を幅広く理解していただくことを狙いとして、業界100社以上が参加する(一社)デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)が設立10周年を記念し、最新・最先端の情報にもとづいて開講いたします。

この講座では、デジタルサイネージの基礎的な知識やビジネスモデルを習得すると共に、数多くの事例、デジタルサイネージの未来像にも触れることができます。

ビルの壁面の大型ディスプレイ広告、駅構内のタッチ操作可能な時刻表、ショッピングセンターの検索できるフロアガイド、電車内のドア上ディスプレイ、街頭の観光案内地図、そして建造物に投影されるプロジェクションマッピング・・・など、デジタルサイネージは、今、急速に便利に増殖中です。10年前は珍しかったサイネージ、今はあって当たり前のメディアになりました。

これからは、無いとおかしいメディアとなります。

また、2020年に向けインバウンド観光客が2,000万人を超えた今、「街のおもてなしメディア」としてのデジタルサイネージの活用は大きなトレンドになっています。

総務省からも、デジタルサイネージによる「災害情報等の一斉配信」、「個人に最適な双方向による情報提供」、「パブリックビューイング」の推進が打ち出されており、IoT技術の進化と普及により、新たなステージに入ったデジタルサイネージは、ロケーションにひも付いた全く新たなメディアとして、“おもてなし”、防災などさまざまな局面での活用が大いに期待されているのです。

このようなデジタルサイネージが、さらに使いやすく人の役に立ち、美しく、ホスピタリティにあふれた街を彩るようになるためには、企画~制作~設置~運用~利用まで、さまざまなフェーズで関わる多くの人々がその目的や手法を理解する必要があります。

なお、本講座の修了者には、DSC公認資格「デジタルサイネージマイスター初級」の認定証が発行されます。

デジタルサイネージ業界での活躍への最短コースです。この機会にぜひチャレンジしてください。

また、一般知識としてデジタルサイネージのことを知りたい方々にも広くお勧めします。

参考書籍:『デジタルサイネージ2020』
(一社)デジタルサイネージコンソーシアム マーケティング・ラボ部会編
出版元 (株)東急エージェンシー


各週のテーマ

第1週:そもそも、デジタルサイネージって何?

新たなコミュニケーションメディアとして、街の中で確固たるポジションを得つつあるデジタルサイネージ。個々のデジタルサイネージが設置される目的、ビジネスモデルとプレイヤー、機能と仕組み、国際標準化などについて、デジタルサイネージを知らない方にもわかりやすく解説します。第1週の内容を習得すれば、街の中にあるサイネージや、第2週目以降に紹介する事例を、専門的な視点から見ることができるようになります。

  • Week1-1 はじめに デジタルサイネージとは?
  • Week1-2 広がるデジタルサイネージ
  • Week1-3 デジタルサイネージの仕組み
  • Week1-4 多言語・モバイル・Web連携
  • Week1-5 世界の中のデジタルサイネージ

第2週:デジタルサイネージの活用事例

デジタルサイネージの具体的な活用事例を、主にここ数年のデジタルサイネージアワード受賞作品からピックアップして紹介映像とともに解説します。ロケーション、システム、コンテンツなど様々な観点から高く評価された事例からは、デジタルサイネージの効果的な使い方やあっと驚くような演出、先端技術などを知ることができ、これだけの事例をまとまった形で見ることができる機会はなかなかありません。

  • Week2-1 ロケーションを生かしたサイネージ
  • Week2-2 大型ディスプレイの活用事例
  • Week2-3 デジタルサイネージ×○○の活用事例
  • Week2-4 インタラクティブな活用事例

第3週:デジタルサイネージをビジネスで活かす

デジタルサイネージの代表的なビジネスモデルとしての「広告モデル」「自店の販促利用モデル(オウンドメディア)」を、デジタルサイネージの広告・販促業界の最前線にいる講師陣が事例を用いて説明します。デジタルサイネージビジネスにおいて気をつけるべき基本的事項は何か、成功事例が押さえているポイントは何か、など、惜しみなく公開される内容には、明日から使えるノウハウが詰まっています。

  • Week3-1 広告用途におけるサイネージ活用のキーポイント
  • Week3-2 広告用途におけるサイネージ活用の実施事例1
  • Week3-3 広告用途におけるサイネージ活用の実施事例2
  • Week3-4 様々な店舗で活用するデジタルサイネージのポイント
  • Week3-5 店舗におけるデジタルサイネージの活用事例

第4週:デジタルサイネージのこれから

これからのデジタルサイネージはどのような方向に発展して行くのでしょう。デジタルサイネージの未来を見通すための一助として、講師が実際に見て回った数多くの海外での事例や、進化した最先端デジタル技術により実現されているライブエンターテイメント分野での事例などをご紹介します。また、災害時におけるデジタルサイネージの利用などについてもご紹介します。
最後に、代表理事中村伊知哉がデジタルサイネージの未来展望について、幅広い分野の知見と共に語ります。

  • Week4-1 映像と音で建物内の環境を演出する
  • Week4-2 遠隔地から音楽やスポーツを楽しむライブビューイング
  • Week4-3 災害や火災時におけるデジタルサイネージ利用
  • Week4-4 デジタルサイネージで近未来はこうなる!?

講師・スタッフ紹介

中村 伊知哉

中村 伊知哉(なかむら いちや)(Week1/Week4担当)

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授
http://www.ichiya.org/

1961年生まれ。京都大学経済学部卒。慶應義塾大学で博士号取得(政策・メディア)。
1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。通信・放送融合政策、インターネット政策を政府で最初に担当するが、橋本行革で省庁再編に携わったのを最後に退官し渡米。
1998年 MITメディアラボ客員教授。2002年 スタンフォード日本センター研究所長。2006年より慶應義塾大学教授。
内閣府知的財産戦略本部委員会座長、内閣府クールジャパン戦略会議、文化審議会著作権分科会小委などの委員を務める。
CiP協議会理事長、デジタルサイネージコンソーシアム理事長、映像配信高度化機構理事長、超人スポーツ協会共同代表、デジタル教科書教材協議会専務理事、吉本興業社外取締役、理化学研究所AIPセンターコーディネーター(非常勤)、東京大学客員研究員などを兼務。i専門職大学(大学名仮称・設置構想中)学長就任予定。
著書に『コンテンツと国家戦略』(角川Epub選書)、『中村伊知哉の新世紀ITビジネス進化論』(ディスカバリートゥエンティワン)など多数。
Twitter  @ichiyanakamura
Facebook 中村 伊知哉

中村 秀治

中村 秀治(Week1担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム理事
株式会社三菱総合研究所 営業本部長
1985年株式会社三菱総合研究所入社。都市計画、次世代ICT基盤、放送・通信融合サービス等の調査検討、制度設計等に従事。近年は、次世代ICT基盤の社会実装に向けて、IoT/AIの在り方等にも取り組んでいる。デジタルサイネージも街の重要インフラとして注目しており、IPTV分野での国際標準推進、IoTおもてなしクラウド事業等でお手伝いしているところ。

三嶋 梓

三嶋 梓(Week1担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム
パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社
パナソニック システムソリューションズジャパン株式会社へ2013年に入社し、4年間にわたりデジタルサイネージ担当のSEとして多くのお客様向けの案件を担当し、提案~納入までの一連のSE業務の経験を積む。
現在は、これまで培った技術力と業界知識によりサイネージシステムを拡販するプロモーション担当として活躍中。

山本 悠

山本 悠(Week1担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム
NTTテクノクロス株式会社
ビジネスソリューション事業部 営業部門 リーダー
2009年NTTアイティ株式会社入社。ヘルスケア事業の開発・SEから、2013年よりデジタルサイネージの営業・SEとして、主にオフィス内サイネージの導入案件に尽力。

竹上 慶

竹上 慶(Week1担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム 国際標準戦略部会 幹事
日本電信電話株式会社研究企画部門プロデュース担当 担当部長
1997年大阪大学大学院工学研究科卒。2007年早稲田大学MBA取得。1997年NTT入社。2000年よりシンクタンク(情報通信総合研究所)にて国内外モバイル市場・先端技術調査・分析を担当。2006年以降、NTT西日本にて主に新規事業開発に従事。2015年より現職。NTT研究所の技術を活用した新規事業開発を担当。

太田 寛人

太田 寛人(Week2担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム プロダクション部会幹事
株式会社ニューフォリア
デジタルサイネージアワード事務局、災害コンテンツガイドラインの策定など担当

小坂 悠真

小坂 悠真(Week2担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム UX部会幹事
株式会社ネクスウェイ
株式会社ネクスウェイでデジタルサイネージの新規事業を立ち上げる。
現在は、DS業界メディア「サイポ」の編集長でありながら、その他のメディア立ち上げも行う。

山本 孝

山本 孝(Week3担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム理事
株式会社ジェイアール東日本企画 交通媒体本部 デジタルサイネージ推進センター長
1982年日本国有鉄道入社。駅構内におけるニューメディア媒体開発・映像制作に携わる。その後、東京駅・上野駅リニューアルにおいて「情報発信スペース」開設を担当した後、2003年よりジェイアール東日本企画に出向。デジタルサイネージの開発と駅・車両等におけるメディアデザイン全般を担当する。2016年に入門書「デジタルサイネージ2020」を執筆(共著)。(公社)日本鉄道広告協会「技術開発委員会」副委員長、総務省「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」デジタルサイネージWG構成員、「Lアラート」運営諮問委員を兼務。

吉田 勝広

吉田 勝広(Week3担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム理事
株式会社オリコム OOHメディア局 シニアディレクター
書籍「デジタルサイネージ2020」執筆幹事
公益社団法人日本鉄道広告協会 技術開発委員会委員・e-販促データ委員会委員
公益社団法人東京屋外広告協会 広報編集委員
自称OOHメディアや広告ビジネス領域におけるデジタルサイネージの伝道師。広告の専門誌月刊「宣伝会議」、月刊「サイン&ディスプレイ」で連載コラムを持っている。

川村 行治

川村 行治(Week3担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム
株式会社インセクト・マイクロエージェンシー 代表取締役
1991年 株式会社 南北社 (現デルフィス) 2000年 株式会社アサツー ディ・ケイ(ADK)を経て2010年 株式会社インセクト・ マイクロエージェンシー 設立。
商業施設等でのお客様との双方向のコミュニケーションを考慮したデジタルサイネージ導入支援を業態や店舗に応じて企画設計から機器選定、制作、運営までサポート。独自のサイネージのしくみにFLOWシリーズがある。

鎌田 翔

鎌田 翔(Week3担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム
ピーディーシー株式会社 システムビジネス部  マネージャー
パナソニックの社内ベンチャー会社であるピーディーシー株式会社に2004年に入社。
現在、システムビジネス部マネージャーとして、商業施設・店舗系のお客様を中心にデジタルサイネージの企画提案~納入・運用支援、また映像技術やIT技術を活用した様々なソリューション提案を行っている。

江口 靖二

江口 靖二(Week4担当)

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム 常務理事
合同会社江口靖二事務所 代表
1986年 慶應義塾大学商学部卒、慶應義塾大学新聞研究所修了、日本ケーブルテレビジョン(JCTV)入社。技術局、制作局、マルチメディア室、経営企画室を経て開発営業部長。CS、BS、地上波の番組制作、運用を経験。2000年 AOLジャパン入社、コンテンツ部プログラミングマネジャー。2002年 放送業界専門コンサルティング会社であるプラットイーズ設立に参画し放送通信領域のコンサルティングに従事。2008年 個人でデジタルメディアコンサルタントとして独立。2013年 合同会社江口靖二事務所設立。現在、デジタルサイネージコンソーシアム常務理事など。

企画スタッフ紹介

伊能 美和子

伊能 美和子

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム専務理事/タワーレコード株式会社 代表取締役副社長

多田 周平

多田 周平

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム理事/株式会社ニューフォリア 代表取締役社長

草水 美子

草水 美子

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム マーケティング・ラボ部会/株式会社QOLP 代表取締役

川畑 裕介

川畑 裕介

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム サーティフィケーション部会幹事/株式会社マイクロアドデジタルサイネージ 取締役

藤崎 梨奈

藤崎 梨奈

一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム事務局

企画協力:一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム サーティフィケーション部会


前提条件

特に無し

課題内容

・各週課題:選択式の問題(10問×4Week)80%
・最終課題:レポート課題(800字程度)20%相互採点方式

修了条件

得点率60%以上

修了条件を満たした方には、DSC公認資格「デジタルサイネージマイスター初級」の認定証が発行されます。

学習期間

4週間

JMOOCカテゴリー

カテゴリーⅢ
JMOOCカテゴリーⅢ

※JMOOCカテゴリーとは


講義動画収録時期:2018年
※ 講義動画、プロモーション動画に表記されている肩書き等の情報は講座制作当時(2018年)のものとなります。

※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga108
  • 受講開始日:2018年6月13日
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度