講座内容
早稲田大学を中心に35以上の大学、企業、業界団体による全国規模の産学連携ネットワークにより社会人教育プログラム「スマートエスイー」( https://smartse.jp/ )を2018年度から開講しています。
スマートエスイープログラムでは、IoT(Internet of Things; モノのインターネット)、ビッグデータ、人工知能(AI)を駆使してサイバー世界とフィジカル世界を融合させ、多様なニーズに応じて適応的にモノやサービスを提供可能な超スマート社会をリードするイノベーティブ人材を育成するために、19講座を実施しています。
この講座では、IoT システムを見据えたシステムズアプローチの概念と手法を学びます。
主に、下記の内容を扱います。
・ IoT システムを見据えたシステムズアプローチの考え方と枠組み
・各種のシステムモデリングの手法(SysML、GQM+Strategies、GSN など)のIoT システムへの適用
なお、実際のデバイスやデータを用いた演習、実習、議論については、ぜひ、約半年間、東京・日本橋の社会人学び直し拠点WASEDA NEOにてスクール形式で実施するスマートエスイーの教育プログラムを受講いただき、学びをより深めていただければ幸いです。
Week1
- 1-1 イントロダクション、事例に学ぶ:報告書1
- 1-2 事例に学ぶ:報告書2、3
- 1-3 事例に学ぶ:報告書4
- 2-1 システムズエンジニアリングにおけるSysMLの役割
- 2-2 SysMLに含まれる要求図やブロック定義図などの役割
- 2-3 SysMLを使ったモデリングの実際(1)
- 2-4 SysMLを使ったモデリングの実際(2)
- 3-1 SysMLを使ったモデリングの実際(3)
- 3-2 SysMLを使ったモデリングの実際(4)
- 3-3 SysMLを使ったモデリングの実際(5)
- 3-4 SysMLを使ったモデリングの実際(6)
Week2
- 4-1 プロジェクトは上手く行っているか?
- 4-2 要求とは?(1)
- 4-3 要求とは?(2)
- 4-4 要求とは?(3)
- 4-5 要求とは?-レベルと表現
- 4-6 要求とは?-要求と期待
- 4-7 BABOK(R)で何が変わる?(1)
- 4-8 BABOK(R)で何が変わる?(2)
- 5-1 BABOK(R)で何が変わる?(3)
- 5-2 BABOK(R)の7つの知識エリア(1)#1、#2
- 5-3 BABOK(R)の7つの知識エリア(2)#3、#4
- 5-4 BABOK(R)の7つの知識エリア(3)#5、#6、#7
- 5-5 BABOK(R)の実践的活用(1)
- 5-6 BABOK(R)の実践的活用(2)、BABOK(R)V3について
Week3
- 6-1 ビジネスあるいはミッションの分析プロセス
- 6-2 利害関係者ニーズと要求事項の定義プロセス
- 6-3 GQM+Strategies
- 6-4 第1章、第2章
- 6-5 第3章、第4章
- 7-1 第5章(1)
- 7-2 第5章(2)
- 7-3 第5章(3)
- 7-4 第5章(4)
- 7-5 第5章(5)
Week4
- 8-1 BABoK,GQM+Strategies,SysMLによるコラボレーション(1)
- 8-2 BABoK,GQM+Strategies,SysMLによるコラボレーション(2)
- 8-3 BABoK,GQM+Strategies,SysMLによるコラボレーション(3)
- 8-4 BABoK,GQM+Strategies,SysMLによるコラボレーション(4)
講師・スタッフ紹介
新谷 勝利
早稲田大学
高井 利憲
チェンジビジョン
安藤 秀樹
前提条件
特に必要無いが、ソフトウェア開発を経験している(年数問わず)ことが望ましい
※本講座はスマートエスイープログラムの実際の講座を録画し、動画教材用に編集して作成しております。
※講義動画収録時期:2018年