メインコンテンツへ

心理学スパイラルアップー多角的な視点からの接近


受講登録は終了しました

※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga131
  • 受講開始日:2022年1月13日 15時
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度

講座内容

「心理学」は社会生活と密接に結びついており、私たちの周りの多くの事柄が「心理学」の研究対象になっています。

一口に心理学と言ってもその研究領域は多岐に渡っており、この講座ではその中でも「認知心理学」「社会心理学」「臨床心理学」「犯罪心理学」の4領域をピックアップし、多角的な視点から心理学を学んでいきます。

第1週「認知心理学」では、ものごとに対する認識や考え方に、私たちの「心」がどう影響しているかを学びます。第2週「社会心理学」では、コミュニケーション不全や関係性崩壊を予防するヒントとして、対人関係にみられる言語・非言語コミュニケーションなどの仕組みについて学びます。第3週「臨床心理学」では、現代社会に大きくのしかかるストレスについて考察し、その対処法について学びます。第4週「犯罪心理学」では、犯罪のとらえ方や、あまり知られることのない犯罪者処遇の現状について学びます。

心理学の様々な領域を学び、多様な知見を自らを取り巻く環境に落とし込むことで、複雑な社会の事象を理解するための一助とすることが期待できます。心理学スパイラルアップ、つまり心理学について螺旋階段のようにスパイラルを描きながら学ぶことを目的としています。


Week1:「賢く」考える-認知心理学からの接近

  • 1-1_認知心理学とは
  • 1-2_思考は偏る
  • 1-3_思考の仕方を知る(1) -その考えは正しいか-
  • 1-4_思考の仕方を知る(2) -知識の正の側面-
  • 1-5_感情も思考を左右する
  • 1-6_他者とのコミュニケーションが思考に及ぼす影響

Week2:人と人をつなぐ-社会心理学からの接近

  • 2-1_対人コミュニケーションとは
  • 2-2_言語コミュニケーションで思いを伝える
  • 2-3_非言語コミュニケーションで思いを伝える
  • 2-4_他者と信頼関係を築くために
  • 2-5_関係性の進展のプロセス
  • 2-6_対人コミュニケーションにおける社会的スキルの役割

Week3:こころに寄り添う-臨床心理学からの接近

  • 3-1_こころは目に見えるでしょうか?
  • 3-2_ストレスは万病のもと
  • 3-3_こころの友達
  • 3-4_樹を描く
  • 3-5_本当にこころの問題?
  • 3-6_こころの寄り添い方 ア・ラ・カルト

Week4:犯罪と社会-犯罪心理学からの接近

  • 4-1_犯罪心理学のスコープ
  • 4-2_犯罪心理学って何
  • 4-3_犯罪をマクロの視点から分析する
  • 4-4_犯罪を個人的な要因から分析する
  • 4-5_いろいろな犯罪の特徴を知る
  • 4-6_犯罪者を分析し更生させる


講師・スタッフ紹介

出口 保行

出口 保行(でぐち やすゆき)

東京学芸大学大学院修了後、国家公務員上級心理職として法務省入省。犯罪者を心理分析する資質鑑別に従事。このほか、法務省大臣官房秘書課勤務や国連派遣等を経験。法務省法務総合研究所研究部室長研究官を最後に退官し現職。マスコミ出演多数。

小林 寛子

小林 寛子(こばやし ひろこ)

東京大学大学院教育学研究科博士課程単位修得満期退学後、日本学術振興会特別研究員PDを経て現職。理解や問題解決などの認知活動における不適応の問題に、個別学習指導や授業改善を通して、取り組んでいる。博士(教育学)。

磯 友輝子

磯 友輝子(いそ ゆきこ)

大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程満期退学。大阪大学大学院人間科学研究科助手ののち、本学こども心理学部講師、准教授を経て現職。会話中のしぐさや良好な対人関係に必要なスキルについて研究している。

須田 誠

須田 誠(すだ まこと)

慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学医学部非常勤講師、武蔵野大学通信教育部専任講師を経て現職。公認心理師・臨床心理士として、地域保健所等で「不登校・ひきこもり・発達障害支援・自殺予防」等に携わる。

前提条件

特になし

課題内容

各Weekに選択形式の理解度確認クイズ
Week4後、最終課題

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間



講義動画収録時期:2018年



※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga131
  • 受講開始日:2022年1月13日 15時
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度