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現代に生きる子どもの心理学


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  • 講座番号:ga145
  • 受講開始日:2020年02月28日
  • 想定される勉強時間/週:2時間程度

講座内容

本講座では、乳幼児期の子どもの発達とその支援に関する最新の知見を、発達心理学、応用行動分析学、ディベロップメンタル・サイバネティクス等さまざまな領域の専門家が概説します。近年、少子高齢化やIT技術の進展など社会の状況が著しく変化するのに伴って、子どもを取り巻く環境も大きく変わりつつあります。さまざまな育児情報が氾濫する中で、乳幼児期の発達についての科学的かつ実践的な知識、育児におけるネガティブな感情や行動への対処法、日常生活の一部となったロボット等のエージェントと子どものかかわり方、発達障害を持つ子どもへの支援など、養育者、保育者のみならず子どもに関心の高い学生や社会人にも有益な情報提供となると思われます。


week1 乳幼児の社会性発達と親子関係

  • 1-1 赤ちゃんの心はどのように研究されてきたか
  • 1-2 胎児期からはじまる他者とのかかわり
  • 1-3 赤ちゃんのコミュニケーション能力
  • 1-4 ことばの発達-本当の早期教育とは?-
  • 1-5 感情の分化と発達
  • 1-6 アタッチメントの機能

week2 ペアレント・トレーニング入門 -ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)による育児支援-

  • 2-1 あなたの大切な人は誰
  • 2-2 あなたの出会う困難は
  • 2-3 困難なマインドと付き合う-言葉の持つパワーに敏感になる-
  • 2-4 マインドの特徴とマインドフルネス
  • 2-5 自分を抱きしめる-セルフ・コンパッション-
  • 2-6 スキルを上手に使おう-BPT+ACT-

week3 発達障害のある子どもとその支援

  • 3-1 発達障害と治療教育のあゆみ
  • 3-2 自閉スペクトラム症と早期発見・早期対応
  • 3-3 発達自閉スペクトラム症と乳幼児期の発達支援
  • 3-4 乳幼児期にはむずかしいADHDおよびLDの診断
  • 3-5 乳幼児期にADHDおよびLDが疑われる子どもの発達支援
  • 3-6 発達障害と移行支援:特別な教育的ニーズと合理的配慮

week4 Developmental Cybernetics:ヒト以外のエージェントを通して探る赤ちゃんの心

  • 4-1 Developmental Cyberneticsとは何か
  • 4-2 身体運動の知覚
  • 4-3 ロボットにおける心の理論
  • 4-4 他者の行為の知覚
  • 4-5 ロボットからの学習
  • 4-6 乳児の公平感


講師・スタッフ紹介

矢藤 優子

矢藤 優子

立命館大学総合心理学部 教授



経歴
2001年 大阪大学大学院人間科学研究科博士課程後期課程 修了(博士(人間科学)取得)
2002年 富山短期大学幼児教育学科 講師
2005年 JST社会技術研究開発センター計画型研究開発 研究員
2007年 立命館大学文学部心理学専攻 准教授
2016年 立命館大学総合心理学部 教授 (現在に至る)

谷 晋二

谷 晋二

立命館大学総合心理学部 教授



経歴
1992年 大阪教育大学大学院教育学研究科 修士課程修了
1998年 心身障害学博士(筑波大学)
2002年 大阪人間科学大学社会福祉学科 助教授
2010年 立命館大学文学部 教授
2016年 立命館大学総合心理学部 教授

荒木 穂積

荒木 穂積

立命館大学総合心理学部・人間科学研究科 特別任用教授



経歴
1978年 平安女学院短期大学附属幼児教育研究所 専任講師・助教授(~1990年)
1990年 立命館大学産業社会学部 教授、同社会学研究科 教授(~2015年)
1991年 京田辺市療育教室 発達相談員(スーパーバイザー)(現在に至る)
2001年 応用人間科学研究科 教授を経て現在に至る
2005年 久御山町発達相談員(スーパーバイザー)(現在に至る)

板倉 昭二

板倉 昭二

同志社大学研究開発推進機構・赤ちゃん学研究センター
センター長・フェロー教授



経歴
1989年 京都大学大学院理学研究科博士課程霊長類学専攻 修了
日本学術振興会特別研究員、米国エモリ―大学客員研究員、等を経て、
2000年 京都大学文学研究科 助教授
2006年 同准教授
2010年 同教授
2019年 現職

前提条件

特になし

課題内容

各週課題:選択式の問題 5問程度

修了条件

得点率50%以上

学習期間

4週間

参考文献

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  • 講座番号:ga145
  • 受講開始日:2020年02月28日
  • 想定される勉強時間/週:2時間程度