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ライフサイクルアセスメントの基礎:製品の一生を通じた環境影響の評価


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※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(法人および講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga169
  • 受講開始日:2022年3月31日 15時
  • 想定される勉強時間/週:2~3時間程度

立命館大学では、アカデミックな講義をライブ配信で受講できる「立命館オンラインセミナー」を開講しています。詳細は以下よりご覧ください。

※立命館アカデミックセンターホームページに遷移します。


講座内容

製品には『つくる』『つかう』『すてる/リサイクルする』といった一生があります。その一生における環境への影響を評価する技法、それがライフサイクルアセスメント(LCA)です。炭素中立(カーボンニュートラル)な社会を構築するには、サプライチェーン全体を通じた環境への取り組みが必要とされています。
本講座ではまず気候変動や資源採掘に関わる製品のサプライチェーンに潜む環境問題の現状について概説し、LCAの必要性を学びます。
次に、LCA実施手法の基礎を国際規格ISO14040に基づき解説します。そして、電気自動車やペットボトルなどの評価事例を解説し、LCA実践手法を学びます。
最後に、LCA結果をコミュニケーションするための環境ラベルや、SCOPE3と呼ばれる組織活動の評価への拡張、そして社会面の評価への拡張など、LCAの応用について解説します。


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詳細はこちら:https://gacco.org/ritsumei_ACR/



Week1:ライフサイクルアセスメント(LCA)導入の背景

  • 1-1.イントロダクション
  • 1-2.気候変動
  • 1-3.再生可能資源
  • 1-4.非再生可能資源:資源採掘
  • 1-5.非再生可能資源:リサイクル
  • 1-6.LCAとは

Week2:LCA手法

  • 2-1.LCAの歴史
  • 2-2.LCAの国際規格
  • 2-3.目的と調査範囲の設定
  • 2-4.インベントリ分析
  • 2-5.影響評価
  • 2-6.結果の解釈

Week3:LCAの実務

  • 3-1.データ収集
  • 3-2.配分
  • 3-3.産業連関分析
  • 3-4.リサイクルのLCA
  • 3-5.電気自動車のLCA
  • 3-6.LCAの限界

Week4:LCAの応用

  • 4-1.経営への活用
  • 4-2.EPDラベル/CFPラベル
  • 4-3.SCOPE3
  • 4-4.SBT
  • 4-5.リスク・社会的側面の評価
  • 4-6.まとめ

講師・スタッフ紹介

中野 勝行

中野 勝行

立命館大学政策科学部准教授 博士(工学)

1976年生まれ。鈴鹿高専にて機械工学、豊橋技術科学大学・大学院修士課程にてエコロジー工学を学ぶ。東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻博士課程修了。2003年10月(一社)産業環境管理協会に入社、同LCA事業室長を経て、2018年4月より現職に至る。

前提条件

特になし

課題内容

・各週確認テスト:選択式の問題
・Week4に最終確認テスト

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間

※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(法人および講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga169
  • 受講開始日:2022年3月31日 15時
  • 想定される勉強時間/週:2~3時間程度