横山 泰子
1965年東京生まれ。
国際基督教大学教養学部卒業。
同大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了。
法政大学理工学部創生科学科教授。
法政大学国際日本学研究所長。
主な著書
『江戸東京の怪談文化の成立と変遷』(風間書房、1997年)
『四谷怪談は面白い』(平凡社、1997年)
『江戸歌舞伎の怪談と化け物』(講談社)
『妖怪手品の時代』(青弓社)など。
不思議な話、怪しい話、気味悪い話に心惹かれることはありませんか。
不思議な話の中でも、特にばけものに関する話を「怪談」といいます。本来怪談は楽しいものではありません。ばけものの話は、人間の日常生活上避けたい話題のはずですが、一定条件のもとでは楽しいものとなり得ます。自分自身の身の安全が保証された状況で、刺激が欲しい時、怪しい話をすることは娯楽になるのです。戦乱の時代は、緊張と暴力に満ちた世の中だったため、怪談が繁栄することはありませんでしたが、平和が到来した江戸時代には人々の生活に余裕が生まれ、怪談が流行しました。
江戸時代には文学史に残る名作もうまれました。例えば、上田秋成作の読本『雨月物語』や、鶴屋南北作の歌舞伎『東海道四谷怪談』が有名です。本講座では、当時知られた怪談の中から、有名な作品、現代文化と関連のある作品を選び、鑑賞します。そのうえで、怪談が語られた江戸時代の文化的社会的背景について考察します。
現代日本でも怪談が語られ、楽しまれていますが、昔の怪談を楽しみながら、現代との接点や違いを発見しましょう。
1965年東京生まれ。
国際基督教大学教養学部卒業。
同大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了。
法政大学理工学部創生科学科教授。
法政大学国際日本学研究所長。
主な著書
『江戸東京の怪談文化の成立と変遷』(風間書房、1997年)
『四谷怪談は面白い』(平凡社、1997年)
『江戸歌舞伎の怪談と化け物』(講談社)
『妖怪手品の時代』(青弓社)など。
・週単位で確認テスト、最後に総括テストを実施します。
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4週間
カテゴリーⅠ
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