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ネイチャーポジティブな社会に向けて


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  • 講座番号:ga196
  • 受講開始日:2025年3月14日 15時
  • 想定される勉強時間/週2~3時間程度

講座内容

 人間活動の拡大により生物多様性が急速に失われています。生物多様性の損失は、私たちの日常生活や経済活動に深刻な影響を与えるだけでなく、将来の世代にとっても大きなリスクをもたらしています。
 そこで注目されているのが「ネイチャーポジティブ」という新しいビジョンです。これは、生態系の回復と持続可能な利用を目指し、人と自然が共生する社会の構築を促す考え方です。本講座では、まず生物多様性とは何かを明らかにし、その基本的なメカニズムを学びます。また、最新の調査データを用いて生物多様性の現状を客観的に把握し、損失の原因やその影響について掘り下げていきます。さらに、国際的な保全活動や「ネイチャーポジティブ」の取り組みを紹介し、生物多様性を守るための具体的な戦略を学びます。最終的に、私たち一人ひとりが日常生活でどのように生物多様性の保全に貢献できるかについても考察します。
 本講座を通じて、生物多様性と人間社会の関係を総合的に理解し、「ネイチャーポジティブ」な未来を創るための実践的な視点を提供します。

Week1 生物多様性とは何か?

  • 自己紹介
  • 奇跡の星「地球」の成り立ちと絶滅の歴史
  • 生物多様性の定義
  • なぜ生物多様性を守らなければいけないのか?
  • Biomimicry
  • 自然に対する価値観

Week2 生物多様性の現状とその原因

  • データから見る世界の現状
  • 生物多様性危機の要因(1)
  • 生物多様性危機の要因(2)
  • 生物多様性危機の要因(3)
  • データから見る日本の現状(1)
  • データから見る日本の現状(2)

Week3 解決に向けた様々な取り組み

  • 成長の限界
  • 国際的な取り組み(1)
  • 国際的な取り組み(2)
  • 国際的な取り組み(3)
  • 国際的な取り組み(4)
  • 国際的な取り組み(5)

Week4 私たちにできること

  • 環境問題のためにできること4つ
  • 主権者活動と私たちの意識
  • 私たちの価値観や意識の重要性
  • スウェーデン視察報告(1)
  • スウェーデン視察報告(2)
  • まずは体験を

講師・スタッフ紹介

奇二 正彦

奇二 正彦(きじ まさひこ)

大学卒業後、ニュージーランドのアートスクール、自然学校スタッフ、動物写真家の助手、環境コンサル等を経て、現在は立教大学スポーツウエルネス学部准教授。専門は環境教育・野外教育。

前提条件

なし

課題内容

各週選択式の確認テスト

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間

参考図書・文献

  • 藤田香『ESGとTNFD時代のイチから分かる生物多様性・ネイチャーポジティブ経営』(日経BP、2023年)

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  • 講座番号:ga196
  • 受講開始日:2025年3月14日 15時
  • 想定される勉強時間/週2~3時間程度
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