立命館大学では、アカデミックな講義をライブ配信で受講できる「立命館オンラインセミナー」を開講しています。詳細は以下よりご覧ください。
※立命館アカデミックセンターホームページに遷移します。
講座内容
本講座では、スポーツを単なる娯楽や文化としてではなく、持続可能なビジネスおよび社会価値創造の手段として捉え直します。
第1週では、ドラッカーの経営思想を軸に、スポーツビジネスの本質や他産業との違い、「する」スポーツと「みる」スポーツの市場特性を整理し、経営視点での基礎理解を深めます。
第2週では、日本独自のスポーツ観や企業スポーツ、プロ野球の事例を通して、日本社会とスポーツビジネスの関係性を読み解き、制度や文化が事業に与える影響を考察します。
第3週では、プロスポーツを「商品」として捉え、顧客価値やビジネス構造、日米欧のモデル比較を通じて収益創出の仕組みを理解します。
第4週では、理念やKPI、イノベーション、スタジアムやアリーナを核とした街づくりの事例を取り上げ、スポーツが企業活動や地域経済に果たす戦略的役割を明らかにします。
各回のテーマ
第1週:スポーツビジネスとは何か
- 1-1 事業の目的は顧客の創造である Peter F. Drucker
- 1-2 スポーツビジネスの特性
- 1-3 「する」スポーツビジネスと「みる」スポーツビジネス
第2週:日本の社会とスポーツビジネス
- 2-1 日本のスポーツ観とスポーツビジネス-武道と体育/スポーツと体育
- 2-2 日本のスポーツ観とスポーツビジネス-企業スポーツ
- 2-3 P1 日本のプロ野球
- 2-3 P2 日本のプロ野球
第3週:プロスポーツにおける商品
- 3-1 企業の目的とプロスポーツ
- 3-2 プロスポーツにとっての魅力ある商品
- 3-3 プロスポーツビジネスの構造
- 3-4 プロスポーツのビジネスモデル-アメリカ型プロスポーツ
- 3-5 プロスポーツのビジネスモデル-ヨーロッパ型プロスポーツとハイブリッド型プロスポーツ
第4週:プロスポーツビジネスの社会創造
- 4-1 今日の日本の社会
- 4-2 プロスポーツビジネスにみる理念-NFL Philosophyと北海道日本ハムファイターズ
- 4-3 プロスポーツビジネスにおけるKPI
- 4-4 イノベーションと企業家精神
- 4-5 スタジアム・アリーナと街づくり・新しい経済圏の創出-アセットビジネスへの転換
講師・スタッフ紹介
種子田 穣
立命館大学名誉教授。専門はスポーツビジネス、スポーツマネジメント、経営学。
立命館大学経営学部卒業後、会計事務所勤務を経て同大学大学院で経営学を専攻。経営学部教授を経て、現在は特命教授としてスポーツ健康科学部および大学院スポーツ健康科学研究科、経営学研究科に所属し、プロスポーツのビジネスモデルや顧客創造、社会的価値創出を中心に研究・教育を行っている。
アメリカNFLに代表される海外スポーツビジネスの成功モデル、日本プロ野球や北海道日本ハムファイターズの事例、スタジアム・アリーナ開発と地域創生を題材とした実証的研究に定評がある。理論と実務を架橋する視点から、スポーツを通じた新たな経済圏と社会の創造について発信を続けている。