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未来へ結ぶBOSAI-災害レジリエンス社会へのアプローチ-


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  • 講座番号:ga208
  • 受講開始日:2027年1月27日
  • 想定される勉強時間/週:2,3時間程度

講座内容

東日本大震災・原子力災害での経験と教訓を活かし、この授業では、防災・減災に関心をもつあらゆる人々がBOSAI人材として歩み始める小さいけれども、偉大な第一歩となることを約束します。

講座内容

この講座は、防災・減災に関心をもつあらゆる人々、こども、学生、会社員、公務員、市民がBOSAI人材として歩み始める小さいけれども、偉大な第一歩となることを約束します。
2011年3月11日に発生した地震と津波は、2万2千人を超える死者・行方不明者を出し、住宅の全壊・半壊は約40万棟という影響をもたらしました。福島第一原子力発電所事故による原子力災害に伴う、長期避難も重なり、戦後最大の広域複合災害として、我が国と世界に深い教訓を残しました。
これらの経験と教訓をもとに、東北大学ではFUKUSHIMAサイエンスパーク構想のもとで、福島浜通りから世界に発信するBOSAI人材を育成していくことを目指しています。BOSAI人材とは、災害と社会を多面的にとらえる視野、現場での課題対応力、そして地域や他者と協働する力を備え、社会における防災・減災の担い手として主体的に関与できる人物像を指します。

Week1:東日本大震災とBOSAI

第1週は、東日本大震災や福島第一原子力発電所事故を含む災害の歴史と教訓を振り返りつつ、これまでの災害からの復旧・復興の道筋を学びます。

  • BOSAI人材の挑戦ーあらためてBOSAIとは?ー
  • 災害史・未来・予測(1)災害史、東日本大震災の位置づけ
  • 災害史・未来・予測(2)未来災害ー南海トラフ巨大地震、首都直下地震などー
  • 東日本大震災(1)震災による被害・犠牲の概要
  • 東日本大震災(2)地震・津波の発生メカニズム
  • 原子力発電所事故・原子力災害(1)発生メカニズムと対応
  • 原子力発電所事故・原子力災害(2)社会・環境への影響
  • 東日本大震災からの復旧と復興(岩手、宮城、福島)(1)
  • 東日本大震災からの復旧と復興(岩手、宮城、福島)(2)

Week2:災害リスクと「事前」防災

第2週は、災害が発生する前の「備え」に焦点を当てます。災害の備え方や避難行動、ハザードマップやSNS・AIなど最新技術を活用した情報収集の方法を学ぶとともに、地域社会での協力やシミュレーションを通じて、日常からできる防災行動を身につけます。

  • 災害の誘因となる自然現象(1)地震・津波・火山噴火・土砂災害の基本
  • 災害の誘因となる自然現象(2)風雪水害の基本
  • 災害に強い社会づくり(1)都市インフラ
  • 災害に強い都市づくり(2)建物の安全
  • 災害に強い都市づくり(3)社会システム
  • 地域における備え(防災訓練)
  • 個人や家族における備え/事前防災の基本的な考え方
  • 社会活動における備え(BCP、BCM)
  • まちを知る・まちのリスクを知る(ハザードマップ)

Week3:災害発生72時間

第3週は、災害発生直後の最も重要な時間である「72時間」に注目します。地震や津波などの発生直後に必要な一次的判断・対応、応急手当、救命活動、避難行動を中心に、個人や社会が直面する危機的状況への対応力を学びます。

  • 災害情報の種類・見方・活用(1)
  • 災害情報の種類・見方・活用(2)
  • 災害情報の種類・見方・活用(3)
  • 災害時・避難時の実際の行動(1)意思決定と認知バイアス、そして人間の学習
  • 災害時・避難時の実際の行動(2)避難の実際
  • 災害時・避難時の実際の行動(3)応急手当・処置
  • 「医療・看護・精神」における判断・対応の考え方 ―こころのケア、PFA、支援者のセルフケア―
  • 「行政・保健」における判断・対応の考え方
  • 災害要支援者の避難と対応の考え方

Week4:災害後対応と創造的復興

第4週は、災害発生後の長期的な対応と復興のプロセスを扱います。被災者支援、生活再建、公的支援制度、心のケアやコミュニティの回復などを踏まえ、単なる復旧にとどまらず「創造的復興」を目指す道筋を考えます。

  • 災害後の対応(1)避難所生活・運営
  • 災害後の対応(2)個人の生活の再建(行政手続き、安全判定、仮設住宅)
  • 災害後の対応(3)インクルーシブ、災害後、誰一人取り残さない
  • 災害後の対応(4)心理社会的支援
  • 災害後の対応(5)企業の事業再開・再建
  • 災害後の対応(6)ボランティア・NPO・NGO支援と支援者支援
  • 創造的復興の考え方と未来(1)―福島浜通りを中心として―
  • 創造的復興の考え方と未来(2)―あらためて復興とは?―
  • BOSAI人材のこれからの挑戦―中級編への誘い―

講師・スタッフ紹介

■代表講師紹介

今村 文彦

今村 文彦 副学長・教授 東北大学災害科学国際研究所

博士(工学)

柴山 明寛

柴山 明寛 准教授 東北大学災害科学国際研究所

博士(工学)

齋藤 玲

齋藤 玲 助教 東北大学大学院情報科学研究科

博士(情報科学)

※その他担当講師一覧(所属・役職は2026年収録当時のものです。)

佐藤 健 教授 東北大学災害科学国際研究所

福島 洋 教授 東北大学災害科学国際研究所

佐藤 翔輔 准教授 東北大学災害科学国際研究所

井内 加奈子 准教授 東北大学災害科学国際研究所

佐々木 宏之 准教授 東北大学災害科学国際研究所

サッパシー・アナワット 准教授 東北大学災害科学国際研究

小野寺 秀明 特任教授 東北大学グリーン未来創造機構

マリ・エリザベス 教授 東北大学災害科学国際研究所

御手洗 潤 特任教授 東北大学災害科学国際研究所

桐島 陽 教授 東北大学多元物質科学研究所

高橋 信 教授 東北大学大学院工学研究科

堂崎 浩二 特任教授 東北大学原子力安全・廃止措置研究センター

渡邉 豊 教授 東北大学大学院工学研究科

ゲルスタ・ユリア 准教授 東北大学災害科学国際研究所

前提条件

特になし

課題内容

理解度確認クイズ

最終課題

修了条件

得点率60%以上

修了条件を満たした方には、東北大学オリジナルの修了証とオープンバッジ(※)が発行されます。
閉講日以降、登録メールアドレス宛にオープンバッジの案内が届きますので、記載された手順に沿って設定を行ってください。
詳しくは、オープンバッジ発行のお知らせをご確認ください。
受講解除者、メール配信停止者にはオープンバッジの案内ができませんのでご注意ください。

※オープンバッジとは
取得した知識やスキルを証明する国際技術標準規格のデジタル証明書。
ブロックチェーン技術を取り入れており、紙媒体の修了証と異なり改ざんや偽造が不可能で、デジタル履歴書やSNSでの公開など、様々な場面での活用が期待されます。

学習期間

4週間

講義動画収録時期:2026年


東北大学MOOCのシリーズについて

東北大学では、JMOOCにて下記の3シリーズを展開しております。
今後も新規開講講座が追加されます。
また、再開講も随時行っていく予定ですので、ぜひ他講座にもご参加ください。


東北大学サイエンスシリーズ

  • ・第1弾 解明:オーロラの謎
  • ・第2弾 東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学へのアプローチ ー災害科学の役割
  • ・第3弾 銀河考古学入門〜銀河の形成と進化を辿る~
  • ・第4弾 進化発生学入門-恐竜が鳥に進化した仕組み-
  • ・第5弾 放射線安全社会入門~リスクの知見を暮らしに~
  • ・第6弾 痛みと麻酔科学
  • ・第7弾 人間脳科学入門
  • ・第8弾 暗号学の現在―現代暗号入門
  • ・第9弾 海産毒の科学
  • ・第10弾 地震と断層の科学~日本列島の地震活動を知る
  • ・第11弾 半導体入門~未来を創るテクノロジー~

東北大学で学ぶ高度教養シリーズ

  • ・第1弾 memento mori -死を想え-
  • ・第2弾 男と女の文化史
  • ・第3弾 家族と民法
  • ・第4弾 社会の中のAI~人工知能の技術と人間社会の未来展望~
  • ・第5弾 化粧で学ぶ心理学
  • ・第6弾 自己理解の心理学
  • ・第7弾 静物画のスペクタクル ――レンブラントとフェルメールを中心に「鑑賞者・物質性・脱領域」を考える
  • ・第8弾 未来へ結ぶBOSAI-災害レジリエンス社会へのアプローチ-

東北大学アドバンストシリーズ

  • ・第1弾 SHOKU-gaku-食学-
  • ・第2弾 Galactic Archaeology ~Probing galactic past from ancient stars~

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  • 講座番号:ga208
  • 受講開始日:2027年1月27日
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