この講座は生放送授業「gacco LIVE」です。
リアルタイムで講義をお楽しみいただける新たな形式の講座です。チャットを使って、気づきや質問を共有しながら進めます。
※Zoomウェビナー利用のため参加者側の映像は表示されません。

受講登録後、講座内「お知らせ」に掲載されているZoomウェビナーの参加URLより受講ください。当日は、開始時間の5分前より入室いただけます。また、配信途中からでもご参加いただけます。

配信日時　2022年8月19日（金）12:00-13:00
※13時以降アクセスはできません。
※終了後のアーカイブ視聴はできません。
※本講座では「課題」の取り組み、「修了証」の発行はありません。

講座概要

分野の垣根を超えた研究者たちのインタビュー記事を通して未知の視点に出会うWEBメディア「esse-sense（エッセンス）」の提供でお送りする「研究者の視点」シリーズ。研究者が最先端で取り組む研究内容に加え、研究者のものの見方・捉え方と出会うきっかけを提供します。

WEBメディア「esse-sense（エッセンス）」

https://esse-sense.com/

エッセンスは、分野の垣根を超えた研究者たちのオリジナル取材記事を中心に、「知」による出会いを生むSNS機能も搭載した「あなたの未来を拓く」次世代WEBメディアです。

今回のゲストは、国際政治学を研究する大庭弘継さん（京都大学大学院文学研究科研究員）。

多感な時期に冷戦の終わりを目撃し、海上自衛隊勤務から研究者になるという異色のキャリアを持ち、「人道的介入の是非」を研究テーマにしています。ある国で紛争が起きたとき、国連や他の国が軍事介入すべきなのか。その是非は、振り子のように揺れ動いているといいます。

同様の問いは、パンデミック時の「ワクチンを接種するか／しないか」など、他の分野でも生まれます。この点に注目して「究極の選択」というプロジェクトも進めています。

研究テーマ・研究内容とリンクしながら、「究極の選択」を基点に、事前アンケートによって皆さんから寄せられた質問を中心にお話を伺い、普段の暮らしの中とは一味違う新たな視点に出会っていきます。


◯こんな人におすすめ

・国際政治学者の考えを学びたい方
・「選択」や「意思決定」のキーワードにピンとくる方
・個人の政治や社会参加に関する視点を学びたい方

◯事前質問をお送りください
以下のリンクから大庭さんのインタビュー記事をご覧いただき、記事を読んだ上で事前に聞いてみたいことや詳しく伺いたいことについて「事前アンケート」からお送りください。事前アンケートによる視聴者からの質問をもとに当日の進行を行っていきます。



大庭さんのインタビュー記事はこちら
→https://esse-sense.com/articles/39

ゲスト

大庭弘継

京都大学大学院文学研究科研究員
https://esse-sense.com/articles/39

1975年生まれ。京都大学中退後、海上自衛隊に8年間勤務。九州大学で国際政治を専攻し単位修得退学、博士（比較社会文化）。南山大学社会倫理研究所専任講師などを経て、2016年より現職。専門は国際政治学、応用哲学・倫理学。研究テーマは、戦争・人道危機、生命（科学）倫理、技術哲学・トランス・サイエンス問題など多岐に渡る。著書に『国際政治のモラル・アポリア』（共編著、ナカニシヤ出版）など。 文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞、日本学術会議連携会員（25期，若手アカデミー会員）。Distinguished Researcher (2022年度，北海道大学）

モデレーター

西村勇哉

株式会社エッセンス　代表取締役 / NPO法人ミラツク 代表理事
https://esse-sense.com/

1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の新領域事業の立ち上げ支援、未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む。2017年10月から理化学研究所未来戦略室の立ち上げに参画、未来シナリオの策定プロセスに従事。
2021年に知のアクセスの実現に取り組むKnowledge Tech領域を対象とした株式会社エッセンスを設立。2021年9月に自然科学、社会科学、人文学を領域横断的に扱う先端研究者メディアesse-senseをリリース。
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ特任准教授、大阪大学人間科学研究科後期博士課程（人類学）在籍