北林功(きたばやし いさお)
DESIGN WEEK KYOTO 代表理事・統括ディレクター
COS KYOTO代表
1979年奈良県橿原市生まれ。「自律・循環・持続する心豊かな社会構築」が人生の軸。
大阪市立大学法学部(公共政策論)在学中、総務庁(現内閣府)の国際青年育成交流事業フィンランド派遣団に参加し、環境行政や教育、デザインについて学ぶ。環境問題にはエネルギーが大きな影響を持つと考え、2002年に大阪ガス株式会社に入社し、京都で省エネルギー関連設備の法人営業に従事。その過程で「人が変わらないと世の中は変わらない」と考え、2007年に株式会社グロービスへ転じ、コンサルタントとして東京で金融・商社等の人材育成研修の企画・運営に従事。その時期に起こったリーマン・ショックを間近に見たこと、奈良・京都で育った経験が結びつき、地域の風土で培われてきた産業や無形文化に「自律・循環・持続する心豊かな社会構築」の叡智が眠っていると気づく。そこで2010年に同志社大学大学院ビジネス研究科にて村山裕三教授に師事し「文化ビジネス」を研究。同大学院修了(MBA)後、2013年COS KYOTO株式会社を設立し、「文化ビジネス」のコーディネート事業を展開。中核に「エドノミー®」を据える。2012〜2014年に「TEDxKyoto」のディレクターを務め、2016年より京都のモノづくり現場をオープンして交流する「DESIGN WEEK KYOTO」をスタート。