村岡 一志(むらおか かずし)
現在、NTTドコモ 5Gイノベーション推進室 主査。2007年に東京工業大学 集積システム専攻 修士課程修了後に日本電気株式会社にて移動通信システム等の無線通信技術の研究開発に従事。2013年に東京工業大学集積システム専攻にて博士課程修了。2013年から2014年にカリフォルニア大学バークレー校にて客員研究員。2018年からNTTドコモに在籍し、総務省が実施する5Gの研究開発プロジェクトを含む多数のプロジェクトに参画し、5Gの早期実用化に向けた研究開発に従事。
今日の社会は、スマートフォンやタブレット端末の普及により、いつでもどこでも気軽にインターネットを通じてサービスやアプリ、動画や音楽などを楽しめるようになりました。また、IoT(Internet of Things)技術により、今まで電子化されていなかった情報もインターネットを通じて入手することができるようになると考えられます。
これらを背景にモバイル通信のデータトラフィックは年々増加しており、2020年には2010年の1000倍のトラフィックが発生すると考えられています。
NTTドコモではインターネットに繋がるLTEおよびLTE-Advancedといった4Gと呼ばれる通信システムのサービスを展開しており、2020年に向けて5Gと呼ばれるサービスの展開を考えております。5Gに関しては2010年頃より検討を開始しており、技術コンセプトの提案や、伝送実験、標準化議論を主導するなどさまざまな活動を進めています。
本講座では5Gで想定されるサービスや要求条件、ドコモとしての5Gの定義や技術コンセプト、および、2020年のサービス実現に向けた標準化活動について解説します。また、5Gの技術を学ぶ上で必要と考えられる携帯電話の歴史から携帯電話で利用されている通信技術の基礎について解説します。
本講義が移動通信システムを学ぶきっかけとなり、ひいては5Gを利用したソリューションを想起させることのきっかけとなれば幸いです。
現在、NTTドコモ 5Gイノベーション推進室 主査。2007年に東京工業大学 集積システム専攻 修士課程修了後に日本電気株式会社にて移動通信システム等の無線通信技術の研究開発に従事。2013年に東京工業大学集積システム専攻にて博士課程修了。2013年から2014年にカリフォルニア大学バークレー校にて客員研究員。2018年からNTTドコモに在籍し、総務省が実施する5Gの研究開発プロジェクトを含む多数のプロジェクトに参画し、5Gの早期実用化に向けた研究開発に従事。
特になし
課題なし
なし
※本講座では「修了証」の発行はありません。
3週間
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