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これだけは知っておきたい無線LANセキュリティ対策


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  • 講座番号:pt023
  • 受講開始日:2022年2月1日 10時
  • 想定される勉強時間/週:30分~1時間程度(全11回)

講座内容

観光・ビジネス・防災等の様々なシーンにおいて、無線LAN・公衆無線LANの活用・普及が進んでいます。一方、無線LAN・公衆無線LANは使っているけどセキュリティは意識していない、そもそもどんなセキュリティ対策をすればいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

本講座では、脅威やリスクの事例を通じて、無線LAN・公衆無線LANを使う際に自己防衛するための知識を学べる構成になっています。ビジネス上の重要な情報をやりとりするとき、個人情報を入力するとき、オンラインバンキングを利用するときなどに、適切な行動やセキュリティ対策を行えるようになるとともに、受講後には周囲にも無線LAN・公衆無線LANを使う際の正しい行動やセキュリティ対策を伝えられるようになることを目指します。

本講座は全11回の講義で構成しております。講義では第1回~第4回で無線LAN・公衆無線LANを利用する際のリスクの事例を紹介し、第5回~第8回では具体的なセキュリティ対策の方法を紹介します。
第9回では講義のフォローアップとして、Wi-Fiの最新規格や最新のセキュリティ対策について、第10回では無線LAN・公衆無線LAN利用時に注意すべきポイントの紹介、第11回では提供者視点からみた無線LAN・公衆無線LANセキュリティを紹介します。

各回のテーマ

第1回 もっとつながる・使える公衆無線LAN <Wi-Fiの技術>

  • 1-1 Wi-Fiならではの技術と仕組みを知ろう
  • 1-2 SSIDとは何か
  • 1-3 電波でつながる親機と子機
  • 1-4 Wi-Fiを使うということ

第2回 とっても危険! 「野良Wi-Fi」

  • 2-1 外出先のWi-Fiスポットで仕事のメールをチェック
  • 2-2 パスワード入力が不要なWi-Fiスポットに接続
  • 2-3 そのメール、悪意のある第三者に見られてしまうかも <盗聴の危険>

第3回 そのWi-Fi、本物ですか?

  • 3-1 いつものカフェでWi-Fiを使ったらダメなの?
  • 3-2 Wi-Fiの自動接続は便利だがリスクもある
  • 3-3 そのアクセスポイント、もしかしたら偽物かも?

第4回 さまざまな公衆無線LANサービスを知ろう

  • 4-1 自治体などが提供する公衆無線LAN
  • 4-2 通信事業者が提供する公衆無線LAN
  • 4-3 訪日外国人旅行者が利用する公衆無線LAN
  • 4-4 セキュリティ対策がされていないサービスに注意。 トラブルは自己責任

第5回 Wi-Fiの接続と暗号化の仕組み

  • 5-1 アクセスポイントの選択と判断 <暗号化の有無を確認>
  • 5-2 カギを利用した接続
  • 5-3 暗号化の仕組みと特徴
  • 5-4 接続時に確認できる暗号化の種類
  • 5-5 暗号化の種類
  • 5-6 公衆無線LANへのログインの種類

第6回 安全なWeb利用の方法

  • 6-1 アクセスポイントの暗号化とWebの暗号化の違い
  • 6-2 保護されていない通信とは
  • 6-3 Webサイトを安全に利用する通信の暗号化とは
  • 6-4 「https://」の利用と確認方法

第7回 自分で重要な通信内容を守る

  • 7-1 VPNによってどう安全になるのか
  • 7-2 アクセスポイントの暗号化とVPNの暗号化
  • 7-3 VPNの通信イメージ

第8回 より安全・安心にWi-Fiを使うために

  • 8-1 利便性と危険性を考えよう
  • 8-2 公衆無線LANを適切に利用する判断力
  • 8-3 公衆無線LANを安全に利用するために

第9回 Wi-Fi規格の最新動向

  • 9-1 次世代規格に対応したアクセスポイントの普及
  • 9-2 安定性や速度が向上 –Wi-Fi 6の特長-
  • 9-3 WPA2からWPA3へ

第10回 無線LAN利用時に注意すべき3つのポイント

  • 10-1 セキュリティ対策の3つのポイント
  • 10-2 ポイント1 接続するアクセスポイントをよく確認しよう
  • 10-3 ポイント2 正しいURLでHTTPS通信をしているか確認しよう
  • 10-4 ポイント3 自宅に設置している機器の設定を確認しよう
  • 10-5 セキュリティ対策の3つのポイント(テレワーク利用時)
  • 10-6 無線LANセキュリティガイドライン

第11回 提供者視点からみた無線LANセキュリティ

  • 11-1 無線LANサービス提供者の拡大
  • 11-2 セキュリティ対策は提供者の責務
  • 11-3 利用者の意識や動向を知ろう
  • 11-4 暗号化の実施とパスフレーズの伝達方法
  • 11-5 無線LANのセキュリティ方式
  • 11-6 端末同士の通信禁止
  • 11-7 偽アクセスポイント対策
  • 11-8 無線LAN機器の適切な運用
  • 11-9 業務用ネットワークとの分離
  • 11-10 利用情報の確認や認証が有効な例
  • 11-11 利用者情報の適切な確認・認証
  • 11-12 アクセスログの記録・保存
  • 11-13 利用者に安心を提供するための対策
  • 11-14 使いやすい無線LANサービスの実現
  • 11-15 無線LANセキュリティガイドライン

講師・スタッフ紹介

猪俣 敦夫

猪俣 敦夫(いのまた あつお)

大阪大学 教授、情報処理安全確保支援士、CISSP。立命館大学 客員教授。一般社団法人公衆無線LAN認証管理機構 代表理事、一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 理事。奈良県警サイバーセキュリティ対策アドバイザ、大阪府警セキュリティアドバイザ、ベネッセHD、カプコン、阪急阪神HDサイバーセキュリティ顧問、等。
安全を守る各種のセキュリティ技術だけでなく、安心できるインターネットの確立に重要な暗号やネットワークセキュリティ技術、またNICT SecHack365や文部科学省enPiT Security等、若手の情報セキュリティ人材育成にも携わる。

横山 輝明

横山 輝明(よこやま てるあき)

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) ナショナルサイバートレーニングセンター 主任研究員。神戸情報大学院大学 特任准教授。NICTにて若手セキュリティ人材育成プログラム SecHack365 を担当、運営に取り組んでいる。完全オンライン大学のサイバー大学に開学より参加し、講師としてオンライン教育の提供に取り組む。現在、神戸情報大学院大学においても教鞭をとり、実践的な学びを合言葉に、技術を能動的に使いこなし諸問題に対して自ら解決できる人材の育成に携わる。

前提条件

無線LAN・公衆無線LANをこれから利用したいと考えている方や既に利用したことがある方を対象としています。

課題内容

受講後に最終課題として6問の選択式問題が出題されます。

修了条件

※本講座では「修了証」の発行はありません。

学習期間

2週間


講義動画収録時期:第1回~第8回 2018年、第9回~第11回 2021年

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  • 講座番号:pt023
  • 受講開始日:2022年2月1日 10時
  • 想定される勉強時間/週:30分~1時間程度(全11回)