小野 善生(おの よしお)
滋賀大学経済学部教授。
略歴:1974年生まれ。滋賀大学経済学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。関西大学商学部准教授を経て、現在、滋賀大学経済学部教授。専門は経営学。専攻は経営管理論、組織行動論、リーダーシップ論。
フォロワーの視点からリーダーシップを明らかにする研究に取り組んでおり、「リーダーシップの役割分担とチーム活動活性化の関係についての考察‐エーザイ株式会社アルツハイマー型痴呆症治療薬「アリセプト」探索研究チームの事例より‐」にて、2005年度経営行動科学学会賞優秀事例賞受賞。
主な著書
『ライトワークス ビジネスベーシックシリーズ リーダーシップ』(ファーストプレス)、『まとめ役になれる! リーダーシップ入門講座』(中央経済社)、『最強のリーダーシップ理論集中講義』(日本実業出版社)、『フォロワーが語るリーダーシップ』(有斐閣)、『リーダーシップ徹底講義-すぐれた管理者を目指す人のために-』(中央経済社)がある。その他、論文多数。
竹中 厚雄(たけなか あつお)
滋賀大学経済学部准教授。
略歴:神戸商科大学商経学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。静岡県立大学経営情報学部講師などを経て現職。専門は経営学。専攻は経営戦略論、国際経営論、技術経営論。
日本の製造業の競争力について、特に研究開発の国際化、オープン化などをキーワードとして研究に取り組んでいる。
主な研究業績
『地域マネジメントと起業家精神』(雄松堂出版、共著)、「共同研究開発を通じた新規技術の獲得―自動車産業の分析―」(『彦根論叢』)、「日本企業における海外R&D拠点の立地と所有戦略の変化―エレクトロニクス関連産業の分析―」(『滋賀大学経済学部研究年報』)など。
陳 韻如(ちん いんじょ)
滋賀大学経済学部教授。
略歴:台湾大学国際企業学科卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。博士(経済学)。九州国際大学経済学部准教授を経て、現在、滋賀大学経済学部教授。専攻は組織間関係論、経営戦略論。
企業の競争優位を組織間関係(提携やネットワークなど)という切り口から分析し、特に近年欠かせない外部資源の利用に焦点を置き日本と東アジア企業の戦略の違いを明らかにする研究を行っている。また、分析する際、可視化ツールの導入・開発も試みる。
主な研究業績
『経営戦略と組織間提携の構図』(中央経済社、共著)、「日本のエレクトロニクス企業の復活の可能性:テキスト分析によるパナソニックの経営改革への俯瞰」(『彦根論叢』)、「電気自動車をめぐる組織間関係の在り方:製品アーキテクチャの観点に基づくグローバル企業の戦略的提携の比較分析」(国際ビジネス研究学会第29回年次大会)など。