後藤 良介(ごとう りょうすけ)
滋賀大学経済学部准教授
略歴:京都大学大学院エネルギー科学研究科 博士課程 修了。博士(エネルギー科学)。大学院修士課程修了後、三菱重工業株式会社入社。発電プラント受注部門に配属、受注戦略立案・システム最適化・データ解析など幅広く電力ビジネスに従事。
その後、同社AI・データサイエンス研究開発部門において、機械学習や自然言語処理技術などを活用したデータ分析・業務改善に取り組む。同部門グループ長(課長)を経て、2023年4月より滋賀大学経済学部准教授。専門はエネルギー経済学、エネルギーシステム学、データサイエンス。
ビジネスとデータサイエンスに関する研究及び実務経験に基づき、「企業のエナジートランジションへの意思決定」を大きなテーマに、学術とビジネスの橋渡しに貢献できる教育研究を目指す。またエネルギーに限らず、企業向けに、データ技術活用に関する共同研究や学術指導にも取り組んでいる。
主な研究業績
“Study on Behavioral Decision Making by Power Generation Companies regarding Energy Transitions under Uncertainty,” Energies (2022), 「財務諸表及び経営指標を用いた企業のエネルギーシフト可能性に関する研究」,エネルギー・資源 (2020)など。