三國 清三(みくに きよみ) オテル・ドゥ・ミクニオーナーシェフ
1954年北海道増毛町生まれ。15歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業。1974年駐スイス日本大使館の料理長に就任。大使館勤務の傍ら、フレディ・ジラルデ氏に師事する。その後も、トロワグロ、オーベルジュ・ドゥ・リル、ロアジス、アラン・シャペル等の三つ星レストランで修業を重ねる。1985年東京・四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープン。1999年料理人の育成や子どもの味覚教育等に取り組む組織、日本フランス料理技術組合を発足。2011年フランスヴェルサイユ宮殿にて、フランス料理がユネスコ世界無形文化遺産へ登録されたことを祝したガラ・ディナー「世紀の晩餐会」が開催され、料理をサポートするグランシェフの日本代表として参加。2013年フランスの食文化への功績が認められフランソワ・ラブレー大学にて名誉博士号を授与される。2015年フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受勲。この勲章はナポレオン・ボナパルトにより1802年に創設されたフランスの最高勲章で、日本の料理人へは初めての授与。2016年日本遺産大使に就任。
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会顧問。現在、子どもの食育活動や、復興支援活動「子どもたちに笑顔を!」笑顔プロジェクトを継続している。