矢野 桂司
立命館大学文学部地域研究学域教授。東京都立大学大学院理学研究科博士課程、東京都立大学助手を経て、1992年より立命館大学へ。専門は地理情報システムを活用した人文地理学と学際的な地理情報科学。国勢調査などの小地域統計を用いたジオデモグラフィクスや、人や物の空間的相互作用などに関心を持つ。また、立命館大学アート・リサーチセンターにおいて、デジタル・ヒューマニティーズ、とりわけ京都の歴史GIS研究を展開し「バーチャル京都」を構築している。京町家、祇園祭などの京都の文化財に関わる地理学的研究を、産官学地域連携のもと実践している。