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カタチで意味を伝える ピクトグラム


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  • 講座番号:ga015
  • 受講開始日:2014年11月18日
  • 想定される勉強時間/週:4,5時間程度

講座内容

空港や駅など、言語の違うさまざまな人が行き交う公共の場において、非常口などのインフォメーションは、おもに絵文字(ピクトグラム)によってサイン化されています。視覚的な記号による伝達は、グラフィックデザインの基礎として美術・デザインと社会とをつなぐ重要なテーマです。

このコースでは、ピクトグラムの制作を通じて、人が図形から何を理解し、意識を形成しているのかを理解することで、言葉によらない視覚伝達のデザイン原理を探ることが目的です。

制作はあらかじめ決められた基本パターン(ユニットパターン)の組み合わせによって行うため、特別な技能は必要としませんが、形の記号化の演習として多くの発見があるはずです。

また、制作課題と並行して、視覚の原理やピクトグラムの歴史などの講義を通して、グラフィックデザインの基礎を学びます。

第1週:カタチで意味を伝える

  • ピクトグラムとは
  • 制作ツール「クイックピクト」の使い方
  • 動物のピクトグラムを作る

第2週:言語化とデザイン

  • 言葉によらないコミュニケーション
  • 動作の言語化(「歩く」「走る」「跳ぶ」)

第3週:デザインの公共性とルール

  • なぜユニットなのか
  • 形の統一

第4週:視覚の原理と形の面白さ

  • 視覚の不思議を形にする
  • 「歩く」「走る」「跳ぶ」のピクトグラム制作

講師・スタッフ紹介

白尾 隆太郎

白尾 隆太郎

東京教育大学教育学部芸術学科卒業。勝井三雄デザイン研究室を経て '82年白尾デザイン事務所開設。'88-'92年武蔵野美術大学講師。主な仕事として、群馬銀行CI計画のアプリケーションデザイン・マニュアル制作、栃木銀行50年史のディレクションとデザイン、ミサワホーム「住まいの安全を考える本」アートディレクション、石井幹子作品集「光の創景」(リブロポート刊)デザイン、「武蔵野美術大学・インフォメーションブック」などの大学広報ツールデザイン、横浜市下水道局デザインシステム開発、日本写真家協会50年写真集(平凡社)、モリサワ・コレクションゾーンの年表、味の素グループ100年史、乃村工藝社120年史「時空を超えて」のディレクション、デザインがある。現在、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程デザイン情報学科コミュニケーションデザインコース教授。

清水 恒平

清水 恒平

武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。'04年に個人事務所「オフィスナイス」設立。グラフィックデザインや編集を中心に活動している。'11年から新宿~御苑~四谷エリアのタウン誌「JG(ジェイジー)」の編集長として、紙媒体を中心にしながら、地域活性事業に取り組んでいる。主な仕事に書籍「福井人」(COMMUNITY TRAVEL GUIDE編集委員会 著, 編集 英治出版)装丁 '13年、自殺予防対策事業ウェブサービスウェブサービス「ストレスマウンテン」'13年、神戸市津波情報ウェブサービス「ココクル?」'14年など。現在、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程デザイン情報学科デザインシステムコース准教授。

山口 弘毅

山口 弘毅

グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。'96年yamaguchi koki design office設立。武蔵野美術大学インフォメーションブック、武蔵野美術大学校友会ロゴマークデザイン、東京書籍小学校理科教科書、文英堂「UNICORN English Expression 2」、現代デザイン事典2014年版の特集デザインはじめ、J-Leag Players Associationカードデザイン、The Sports Authority 川口サイボーS.C.店ほかのグラフィックディスプレイ、パッケージデザイン、SIロゴマークデザイン、書籍、雑誌、CDジャケットデザインなど多数。現在、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科非常勤講師、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程非常勤講師。

上田 和秀

上田 和秀

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科修士課程修了。勝井デザイン事務所勤務を経てフリーランス。デザインの制作現場とデザイン教育の現場での活動を続けている。現在、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科非常勤講師、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程非常勤講師。

前提条件

  • ピクトグラム制作のためのウェブ上のツールを使用するためにGoogle Chrome、Mozilla Firefox等のモダンブラウザをインストールしたパソコンを各自で用意すること。
  • 講義動画はスマートフォンでも閲覧することができるが、ピクトグラム制作時には12inch以上、かつ横幅960px以上の解像度に対応出来るモニタを有するPC環境を用意すること。

課題内容

毎週の確認テストと、制作課題を課します。
1.毎週(各単元)、選択形式の理解度確認クイズを実施
2.第一週と第四週にウェブ上のツール(クイックピクト)を使用した制作課題を実施

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間

※受講登録するとお客様の利用者情報は講座提供者(講師)に共有されます。詳しくは利用規約プライバシーポリシーをご覧ください。

  • 講座番号:ga015
  • 受講開始日:2014年11月18日
  • 想定される勉強時間/週:4,5時間程度