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スポーツビジネス入門


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  • 講座番号:ga039
  • 受講開始日:2015年9月2日
  • 想定される勉強時間/週:4時間程度

講座内容

近年、スポーツビジネスの世界は大きく発展しており、基本的な知識に基づく理解が求められるようになってきた。例えば、そもそもなぜ野球にはドラフト制度が存在するのか。サッカーでは、各球団が自由に選手を獲得できる。共産主義の米国、自由競争の欧州。スポーツビジネスは一般ビジネスのイメージとは正反対である。経営破綻を未然に防ぐ、戦力を均衡させる、人件費高騰を防ぐ、勝っても負けても儲かるように仕組む、そのようなアメリカ型のスポーツビジネスに対し、欧州型のスポーツビジネスにおいては、弱小クラブはエンドレスの入れ替え戦。多くのクラブが資金不足に悩む中、FIFAワールドカップ、欧州チャンピオンズリーグを最高の興行にできるのはなぜか。突如、なでしこジャパンの活躍にわく日本がプロ野球、Jリーグ経営に悩むのはなぜか。 本講義では、リーグ構造、クラブ経営、メディア、スポンサーなど、スポーツを取り巻くビジネスに関する基礎理論を学習する。


第1週:日本のプロスポーツの経営〈プロ野球〉のスポーツビジネスを理解する

  • はじめに
  • スポーツビジネスの世界とは
  • 2つの変化と3つのオペレーション
  • プロ野球球団の経営状況 (1)収支構造と親会社
  • プロ野球球団の経営状況 (2)放映権の問題と新たな収入源の確立
  • アマチュア野球のスポーツビジネス
  • 野球における日本と海外の関係
  • まとめ

第2週:日本のプロスポーツの経営〈Jリーグ〉

  • はじめに
  • Jリーグ発足
  • Jリーグのリーグ構造
  • Jクラブの収支構造
  • Jクラブの設立母体
  • Jクラブの選手育成
  • 日韓ワールドカップとJリーグ
  • 日本人選手の海外進出
  • まとめ

第3週:個人競技/欧米のスポーツビジネス

  • はじめに
  • 個人競技のスポーツビジネス (1)プロテニス
  • 個人競技のスポーツビジネス (2)プロゴルフ
  • 個人競技のスポーツビジネス (3)マラソン
  • 個人競技のスポーツビジネス (4)フィギュアスケート
  • 欧米のスポーツビジネス (1)欧米のリーグ構造
  • 欧米のスポーツビジネス (2)収益の分配システム
  • 欧米のスポーツビジネス (3)人件費抑制と戦力均衡
  • 欧米のスポーツビジネス (4)アマチュア選手との契約システム
  • 欧米のスポーツビジネス (5)フランチャイズ
  • まとめ

第4週:スポーツビジネスのしくみ

  • はじめに
  • トリプルミッションモデル
  • 逆台形モデル
  • メディアとスポーツ (1)TV・インターネット
  • メディアとスポーツ (2)スポンサーシップ
  • スポーツ産業 (1)スポーツ用品メーカー
  • スポーツ産業 (2)スタジアム
  • オリンピック・パラリンピック
  • まとめ

講師・スタッフ紹介

平田 竹男

平田 竹男

1960年大阪生。横浜国立大学経営学部卒業、ハーバード大学J.F.ケネディスクール行政学修士、 東京大学工学博士。1982年、通商産業省(現経済産業省)入省。在ブラジル日本大使館一等書記官。通商政策局資金協力室等を歴任。

プロリーグ化検討委員会に参加し、Jリーグ発足に尽力。日本サッカー協会国際委員として、ワールドカップ日本招致に携わる。資源エネルギー庁石油天然ガス課長を最後に退官し、2002年日本サッカー協会専務理事に就任。なでしこジャパン誕生や女子サッカー、フットサルの普及に尽力。

2006年からは早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授に就任。日本スポーツ産業学会理事長、日本陸上競技連盟理事、日本体育協会理事、日本プロテニス協会常務理事を務める。2013年より内閣官房参与、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局長を務める。

著書として『新・野球を学問する』(新潮文庫)、『スポーツビジネス最強の教科書』(東洋経済新報社)、『なでしこジャパンはなぜ世界一になれたのか?』(ポプラ社)、『サッカーという名の戦争-日本代表、外交交渉の裏舞台』(新潮社)など。

前提条件

特になし

課題内容

  • 各週課題:選択式の問題
  • 最終課題:選択式の問題

修了条件

得点率60%以上

学習期間

4週間

講座提供者

平田 竹男(早稲田大学 教授)
株式会社ドコモgacco

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  • 講座番号:ga039
  • 受講開始日:2015年9月2日
  • 想定される勉強時間/週:4時間程度