橋本 健志
立命館大学スポーツ健康科学部 准教授
京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士課程後期課程 修了。
運動が全身の代謝制御機構に及ぼす影響と、その分子メカニズムについて探求。乳酸が骨格筋のミトコンドリアを増加させるなど、筋の有意義な適応反応を引起すものであることを示した。最近では、効果的な脂肪燃焼や筋肥大、認知機能亢進のための運動・栄養処方の開発について、細胞からヒトまでを対象として研究を行っている。国際学会での受賞歴も多く、世界的に注目を浴びている。
この講義のテーマは「ランニングのスポーツ健康科学」。
最近は東京マラソンなどが非常に大人気で、マラソンブームが到来している。また、陸上短距離界では、ウサイン・ボルト選手が驚異的な記録を出し世界的にも非常に注目されている。
本講義では、日常的に行っているランニングという動作・運動を、最新のスポーツ科学・健康科学の観点から迫り、同時にスポーツや健康を科学することの魅力を伝えていく。
コースの前半は運動科学の視点、後半ではバイオメカニクスの視点からランニングのスポーツ健康科学に迫る。
前半のテーマは「ランニングの運動科学」。ランニング動作中に私たちの身体の中でどのようなエネルギー代謝が行われているのかについてわかりやすく解説し、健康増進や競技力向上を目的としたランニング動作・運動を科学していく。
後半のテーマは「ランニングのバイオメカニクス」。力学・解剖学・生理学などの融合領域であるバイオメカニクスの観点から、ランニングを行う際に身体にどの様な作用があるのか、筋や骨格系がどの様な振舞いをするのかということについて、力学的観点から解説する。
立命館大学スポーツ健康科学部 准教授
京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士課程後期課程 修了。
運動が全身の代謝制御機構に及ぼす影響と、その分子メカニズムについて探求。乳酸が骨格筋のミトコンドリアを増加させるなど、筋の有意義な適応反応を引起すものであることを示した。最近では、効果的な脂肪燃焼や筋肥大、認知機能亢進のための運動・栄養処方の開発について、細胞からヒトまでを対象として研究を行っている。国際学会での受賞歴も多く、世界的に注目を浴びている。
立命館大学スポーツ健康科学部 教授
2001年 アリゾナ州立大学 学際的博士課程プログラム 修了。
人間の動作生成のメカニズムについて、実験的データ取得とコンピューターシミュレーションを用いた研究を推進。実験的なデータ取得については、主として小型・軽量・ウェアラブルなセンサを用いて、精確なデータを拘束の少ない条件下で取得し、得られたデータを統合・分析することで動作生成のメカニズムを考察している。コンピューターシミュレーションを用いた研究においては、人間の筋骨格系の詳細なモデルを構築し、順動力学・逆動力学の双方を用いたシミュレーションと考察を行っている。
特になし
*講義は全て日本語で行うが、日本語・英語の字幕を付けることにより、日本語がわからない方も聴講可能とする。
毎週理解度確認クイズを実施(毎週 10問~15問程度)
得点率60%以上
4週間
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