講座内容

弁護士、司法書士、公認会計士、税理士…。

「士」を冠した職業人として生きていくには、専門知識の習得のみならず、自らを律し、責任ある行動をとるための「社会ルール」を体現していなければなりません。

そんな「士」となるための素養が試されるのが資格試験となるわけですが、一方で、どんな人でも社会に出れば立派な大人。昔で言うならSAMURAIです。

この講座は、自分の付加価値を高めるために、また将来を見据えて潜在能力を掘り起こしていくために、社会ルールの一つである「法」の礎を学ぶことを目的としています。
急速に知識社会へシフトしている現代社会において、「士-SAMURAI」として活躍していきたい方へ推奨します。

民法は「士-SAMURAI」入門として最適な法律です。

契約・婚姻・相続など私たちの日常生活と密着した内容も出てきますので、社会ルールを体現するためにも有意義です。法律系の人気資格である「宅地建物取引士試験（平成27年「宅地建物取引主任者」から名称変更）」で出題される内容を題材にして、一緒に民法を学んでいきましょう。

第1週：民法の原則と総則

• どんな約束（契約）をしても構わない？
• 未成年者の契約はなかったことにできる？
• 守ってあげなければいけない人がいる
• 勘違いして契約してしまったら？
• だまされて契約してしまったら？
• 代わりの人に契約をしてもらうには？
• 信頼していたのにここまでやるとは
• 他人の土地を何年も使い続けたら？
• 借金は何年で帳消しになる？
• 1つの物を2人に売ることはできる？

第2週：物権、担保物権、債権Ⅰ

• 他人の土地を通らせてもらえる？
• 1つの物を3人で買ったら？
• 貸したお金を回収するために(1)
• 貸したお金を回収するために(2)
• 貸したお金を回収するために(3)
• 契約違反をされたらどう対抗する？
• 権利を売ることができるってどういうこと？
• 義務を果たす手段は？
• 契約にはどんな種類がある？
• 契約をなかったことにする手段は？

第3週：債権Ⅱ、借地借家法

• 売買契約(1) 手付金ってなんのために払うの？
• 売買契約(2) 買ったものを受け取れなくてもお金は払うべき？
• 売買契約(3) 売ったものが燃えちゃったら？
• 売買契約(4) 売主はどこまで責任を負えばいい？
• 賃貸借(1) 貸主と借主は対等？
• 賃貸借(2) 敷金・礼金ってなに？
• 賃貸借(3) 貸したものを又貸しされたら？
• 贈与も立派な契約？
• 仕事を頼まれてもタダ働き？
• 欠陥住宅を注文してしまったら？

第4週：債権Ⅲ、親族・相続、区分所有法、不動産登記法

• 不法行為(1) 人にケガをさせてしまっても許される？
• 不法行為(2) 従業員の不始末は会社の責任？
• 不法行為(3) 建物は凶器になる？
• 婚姻と結婚は違う？
• 養子縁組をするには？
• 借金は子供が払わなきゃいけない？
• 残された家族の生活のため
• 最期の意思を尊重する
• マンション内での人間関係
• 目に見えない権利を目に見えるように