この講座は『受講登録する(無料)』ボタンを押すと受講開始となる『開始日可変型講座』です。
『開始日可変型講座』とは、受講者個々の受講開始日に応じて進行する講座です。
ご自身のスケジュールは、以下の講座スケジュール(PDF)を参考にご確認ください。
(受講前に必ずここをクリックしてお読みください)
講座内容
「よく考えなさい」と言われてなにをしたらよいかわからないことはありませんか。
考えるためには方法があります。よりよく考えるための方法がクリティカルシンキング(批判的思考)です。
本講義では、考える方法のうち、クラウドについて学びます。
クラウドは、対立を理解し、それを解消するための図解ツールです。学校で学ぶ授業の内容のなかでも、国語や社会などでは、1人の個人の中での、個人と個人の間での、集団と集団の間での、などの対立がテーマになっていることがあります。対立がドラマや歴史を生み出します。また、私たちがしばしば自分の中で、あるいは他人との対立が生まれ、その解決が難しいことがあります。かといって、放置したり妥協したりすることは良い結果をもたらしません。対立を理解し、対立を解消するアイデアを生み出すことは、人間社会を理解し、未来を自らつくっていくためにとても重要であり、クラウドはそれを助けます。
※本講義は、京都大学の高大接続事業の一環として、主に高校生や初年次の大学生に向けて制作されたオンラインコースです。
1.考える方法を学ぶとは?
2.対立する行動を出す
3.要望を見つける
4.共通目標を見出す
5.読み上げて確認する
6.仮定を出す
7.Win-Win の解決策を出す
8.総合問題に取り組む
講師・スタッフ紹介
若林 靖永
京都大学経営管理大学院教授。
博士(経済学)。
京都産業大学経営学部専任講師、京都大学経済学研究科助教授を経て、2003年より現職。2018年からは京都大学経営管理大学院経営研究センター長を兼任。主な専門はマーケティング論。「教育のためのTOC(TOC: Theory of Constraints)日本支部」理事長とともに、「CIEC(コンピュータ利用教育学会)」会長も務める。
平方 文哉
2015年 京都大学大学院経済学研究科 博士後期課程(現在に至る)
クリティカルシンキングや対話のツールとして TOCfE(教育のためのTOC)のワークショップを各地で開催。
学習期間
開始日可変型のため、スケジュールをご確認ください。